2010-01-01から1年間の記事一覧

今年を閉めくくるにあたり・・・

(1)パブリック・エネミーズ (2)Dr.パルナサスの鏡 (3)パラノーマル・アクティビティ (4)Dr.パルナサスの鏡(ふたたび) (5)インビクタス 負けざる者たち (6)ラブリーボーン (7)ラブリー・ボーン(ふたたび) (8)フローズン・リバー (9)フ…

新年明けましておめでとうございます。

随分以前だが、飲み友だちと酒場で飲み始め最初からずーっと食べ物の話ばかりしていた。もともと、二人で食いしん坊で飲ん兵衛だからこそ飲み友だけれども、その時は久しぶりに会ったからだろうか、こんなものを食べたとかこんな料理を作ったとかとにかく延…

君を想って海を行く

イラクからの難民の少年が、イギリスを目指し陸路でフランスまで来て海峡に立ちはだかれた。船による密航も失敗、後は泳いで渡るしかないか。こんな嘘の様な話を軸に、泳ぎをマスターするために行ったプールの元金メダリストのコーチと出会いから物語が転が…

わが心のホーム『ひとり飲みブルース』で再発見

今日のクリスマス・サタデイは自分にまったく関係ないが、映画観るのも年内最後で『カブト』納めの日だ。夕べ帰りに映画の指定席を買いに有楽町に来たが、さすがにイブの夜だけに駅前のイルミネーションの輝きも一段と輝きが増していた。せっかく来たのに、…

そろそろ、納めの時期が来た

ここまで今年も押し詰まって来たら、カウントダウンも始まり色々と納める時期に来た。飲み納めも同様で『おおはし』と『カブト』の2軒には年内に行っておきたい。なんで言っても、この所『カブト』には毎週行っているので飲み納めもあったものではないか。 …

「三人飲みブルースだ」と泥酔者が叫んだ

翌日、K西さんは、丸一日フリーだそうで映画小僧おすすめの映画を観て、再び、新宿・思い出横丁『ささもと』で、念願の焼きとんを食べようとの計画が持ち上がった。 どうも、関西圏、特に和歌山では焼きトンのお店がないのだ。焼き鳥はあるのだが、豚のもつ…

飲み友と行く『中央線ゴールデンコース』

『ひとり飲みブルース』看板にかかげているが、定期的に飲みに行く、いわゆる飲み友達が二人いる。一人はすでに登場したI藤さんだが、もう一人のK西さん、今は東京在住ではない。生まれも育ちも吉祥寺の人で、コピーライター業で長年広告を生業としていたが…

白いリボン

推理ものの範疇を超えているこの映画に対して、うかつに書けないと思った。まったく的外れな事を書いてしまいそうな気もしつつ、恐れずにひとつ書くと、神の存在を描いている恐ろしい映画だった。知識も信仰も持ち合わせていないので筋道たてて何か言える訳…

年末こそ昼酒『カブト』でいい気分

今年も、あと3週間、いろいろやっておかなければと思う事ばかりで、何も出来ない。ひとつひとつこなす前に出歩いてしまうので、困ったものだ。夕べ、座席を取りにわざわざ銀座に立ち寄ったのだが、今日、映画館に行ってみると15分前で全席ソールドアウトだ…

銀座から地元町屋、下町のもつ焼き『小林』

金曜日、8時半仕事が終わり、銀座に向かった。銀座で飲もうと思っている訳でなく明日観る映画の座席と取りに行くのだ。最近はシネコンばかりでなく映画館も座席指定の方式が多い。この時期、一人素面で夜の銀座は嫌だなと思っていたら、全然、普段と変わり…

SP野望篇

この手の映画は、観ないだろうが言っておくと・・・ 映画好きの友人が、映画の感想をメールに書いてあった。主演の岡田准一の格闘技センスを褒めていて、ブルース・リーが創始した武術『ジークンドー』を米国まで行って修業して来た成果もあり、カンフーくさ…

おごられ飲みは、渋谷で

↑「今年も鴨鍋始まりました」この葉書が来ると毎年少し、心が乱されていた。 ちょっとした事だったが、お礼に一杯おごってとかみさんに言ったらしぶしぶ了解した。自腹でないなら、ちゃっかり鴨でも食べようと渋谷に行く事にした。とは言っても、のんべい横…

『おおはし』に行きたいのだ。

今週は、どうするかって考えるもなく『おおはし』に行きたくなっていた。もう、なんだかぜんぜん上手く行かん、どうしていいのやらわからんなぁ、って感じ。別にたいした責任もないし自分が自分なりに生きて行ける事を考えればいいのだけれど、何だかせつな…

映画小僧反省する。

『エクスペンダブルズ』勧めてくれた友人に、メールで怒られた。 ──映画小僧のさー、「アクション、戦争映画ファンの言う事なので少々差し引いても」って、ひどいんじゃねーの。スタンスが違うんだからさー。──と。 書いてるこちらは、他意もなく筋金入りの…

新宿・思い出『ささもと』で、梅割少女に出会う

忙しい時とそうではない時の仕事の落差が激しいので、困ったもんだ。昼間に時間を忘れるくらい集中できて、夜になってすっぱりと事務所を出るなんてそんなうまい具合に仕事が進んでくれない。大して仕事もできないのによく言うよ、ってな感じですが・・・。…

リミット

よく出来ていた。徹底して、その状況を貫いていて創り上げた秀作と言える。映画にとって最大の味方となる、映画館の暗い空間をも利用してその世界観を表現していた。挑戦的にその狭き空間を舞台としながら、今時の携帯電話の持つパワーを最大限に利用してい…

エクスペンダブルズ

新宿の地下道で、ドデカイポスターにずらりと並んだ豪華アクションスターの男達に思わず釘付けになった。あっちゃー、ここまで取り揃えて映画を撮るのかと驚く。数々の主演作品と一緒に年輪を重ねた渋ーい面構えが勇ましいが、時代遅れな感じも否めないので…

おでん『いちこう』深秋のふたり飲み

まだ木枯らしが吹くほどでもないが、寒いね、と感じ始めた頃合いで「そろそろ赤羽・丸健水産どうですか?」とメールをもらっては「はい、賛成!」と声を大にして言いたくなる。丸健水産とは、赤羽駅の東側に出て商店街の一角小さいながらもアーケードになっ…

ドアーズ/まぼろしの世界

「すべては滅びても、詩と歌は残る」 この映画のキャッチコピー、60年代後半アメリカのロックバンド『ドアーズ』のジム・モリソンの言葉だ。フランシス・フォード・コッポラの映画『地獄の黙示録』その導入に、さながら地獄への誘いの様な曲『THE END』で、…

お手軽、紅葉狩りに新宿御苑へ

今週、水、木曜日あたりの二日ほど、本当によく晴れた日があった。絶好の紅葉狩り日和だなとうらやましくビルの谷間から、澄み切った青空を仰いだ。 日曜日に散歩した上野公園も紅葉始まっていたので、うかうかしていると今年の紅葉を見逃してしまうなと寂し…

泉谷駅長にびっくり

JRの駅や電車で最近よく見る東北新幹線、青森開業の関連ポスターに注目していた。日本の印刷物は、赤青黄黒の四つの色の掛け合わせでカラーの色を出すのだが、薄い色は難しい。東北新幹線開業の一連のポスターに使われたのが、ごく薄い黄色と明るめのブルー…

上野公園まで散歩

お昼までぐずぐず家にいたので、このまま家で日曜日が終わるのも寂しいから、買い物がてら上野まで散歩する事にした。のんびり、上野公園の方にまわって1時間ほど歩いたが、予想以上に公園の木々も紅葉が始まっていた。不忍池の方は、水辺だからより冷える…

四谷・鈴伝、いい気分で新宿ゴールデン街へ

今勤めている事務所が千代田区麹町で、四谷駅をはさんで反対側の四谷三丁目に長年仕事して来たS社がある。出版社も今は大変な時期で(そのあおりで自分もそこを離れる事になったのだが)経費節減で会社を引っ越しする事になったそうだ。いまだに支払われてい…

文化の日、合唱とオーケストラの演奏会、の前に。

かみさんは随分前、高校生の時から合唱をやっている。よくもまあ、20年以上も続けられたものだが、これも一緒に歌い続けられる仲間に恵まれたのだから幸せなんだろう。一番長く参加している女性合唱団も、団員の入れ替わりで若返りも激しいらしくまだ学生の…

上野で飲む。

荒川区に住んでいるので、帰り道の上野で飲めば話は早い。週の真ん中、祝日でお休み前の仕事帰りに上野で飲もうと思いたった。先日の日曜日、久しぶりに上野で買い物(鰹節とか食材なのだが)して、御徒町までアメ横を歩いたのと赤羽の立ち飲み名店『いこい…

クロッシング

ニューヨーク・ブルックリン、3人の警官物語。テレビでも映画でも、脚本書くのにはもってこいの題材で、随分この手の映画もあったなと思う。派手なヒーローものであれ、裏切りや告発など社会性のあるものまで含め、なかなか、魅せてくれるジャンルだ。この…

コーヒーの買い置きがなかった。

台風の土曜日。紀伊半島の南海上にある台風が、関東方向に北上して上陸するかもとニュースで言っていた。もう秋も深まって来たのに、これだもの。こんな日は、じたばたしても始まらないのでゆっくり家でいようと思ったら、コーヒーの買い置きがなかった。お…

一週間お疲れさまが、これだもの

週の始まり月曜日、手元に急ぎの仕事がなんにもなくて先週の疲れもあってか、ぼーっとしていたら事務所の社長に怒られた。そんな事してる間に焼けた栗のような、あっちちの仕事がどどっと降り注ぎ、チームみんなで一丸となって持ちこたえた一週間でした。も…

ルイーサ

30秒ほどの映画の予告編、南米風タンゴ・ギターの曲と淡々と都会の中の老女姿を追う映像が流れる。とてもシンプルで力強く引きつけられた。ツッーと一筋の涙が流れる。結構、映画を観て泣く方(おいおいとではなく、涙が滲む程度ですよ)だけど、予告編で涙…

昼酒は、やっぱり効くな。

昨夜が、この秋一番の冷え込みだったそうな。今年の夏頃は、もう二度と寒いなんて時期が来るのかなと思うほど暑い日が続いた。新宿・思い出横丁『カブト』に来る時も夏場は自虐的気分で、うなぎを焼いている方も食って飲んでいる方も汗を流しながらだった。 …