2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨空の6月、のんびりゆるくてひとり飲みが続く

今から思えば(書いてる時点が7月)6月は、休みになる日が多くてゆるかった。急に余裕ができてもそこに仕事を入れたりできる訳もないし、月が変わればまた忙しくなるので、最近、あまり味わっていなかった平日の休みを少し楽しんだ。 休んだら、それだけ収…

築地場外、きつねやの煮込み定食と台風上陸

築地の隣、新富町に仕事で通うようになってもう半年以上過ぎていた。日比谷線の築地駅を使っているので、築地に観光に来る人が多いのに驚きもしつつうんざりしていた。団体のツアーの群れもめずらしくなく、通行にも支障が出るほどだ。 せっかく築地の駅で乗…

星の旅人たち

70年代、マーティン・シーンは、地獄への旅の末に暗殺を実行するソルジャーを演じた。そして、初老を迎え今度はキリスト教3大聖地スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅によって、人生にあらためて向き合う旅人を演じたのだ。この映画に…

演奏会前には、一杯飲んで

かみさんがひたすら打ち込んでるコーラスの演奏会を、毎年、一回は聞きに行く事にしている。一時は、プログラムのデザインを頼まれたりとかしたが、今は聞きに行くだけの義理をはたしている。恒例化しているとはいえ、我ながら律儀に毎年欠かさずによく行っ…

梅雨本格突入の前に、駆け込み野外ひとり飲み

土曜に梅雨に入って一日中雨が降り続いたが、日曜日は早くも小休止のように晴れ間がのぞいた。5月は、連休前あたりから外飲み、正確に言うと野外飲みにハマっていた。 毎週のように日曜の午後になると、銭湯セットと水半分凍らせたペットボトルに芋焼酎を詰…

ダーク・シャドー

ジョニー・デップとテム・バートン監督のコンビでしかできないと、誰しも思うその通りの映画だった。8本目となるタッグを組んだ作品で、相変わらずのテイストでマンネリ? もしくは物足りないと先入観をもたれそうだが、これは新しくて面白かった。 ヴァン…

名匠・成瀬巳喜男〜庶民の哀歓を描き続けた②

『妻の心』監督:成瀬巳喜男 『あらくれ』監督:成瀬巳喜男2本共に高峰秀子主演で『妻の心』は、優柔不断な夫にあれこれ不満の持つ、ごく普通の妻の心情を『あらくれ』では、大正の時代、経済状況も厳しく貧しく、特に女にとっては辛い世の中であっても、た…

梅雨入りで、十条『斉藤酒場』と桜台『秋元屋』ともつ焼き『金ちゃん』

朝、おきると口の中が粘ついている。夕べ歯を磨かないで、そのまま倒れ込むように寝てしまったようだ。たくさん飲んでしまったし、最後のほうは記憶もあやふやで、帰りの電車のことなんてほとんど覚えていない。 飲み友だちのI藤さんと、花見酒以来、久しぶ…

名匠・成瀬巳喜男〜庶民の哀歓を描き続けた①

『夫婦』監督:成瀬巳喜男 『浮雲』監督:成瀬巳喜男銀座シネパトスの名画座特集の2本立上映。先日の日活ロマンポルノ特集をきっかけにして、60,70年代の日本映画に興味を持ちはじめた矢先、人から50年代の成瀬巳喜男(みきお)監督もいいぞとチラシをいた…