2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

シリアスマン

クリント・イーストウッド監督と同じで、コーエン兄弟の映画は、必ず観るようにしている。だからといって毎回「ノーカントリー」のような大作を期待していたら肩すかしを食うかもしれない。「シリアスマン」は、自分たちのユダヤ系のルーツの部分、独特のコ…

春、解禁目前、野山を想いて乾杯

昨年、恒例の檜原サンマ祭り(勝手に名付けてるだけ)に初参加していただいたG野さんと今日、これから飲もうと約束している。今週、仕事していたら受信メールの中に檜原の自分が写っている散歩風景の写真が送られてきた。 「なんだ、これは」と驚いたが、送…

池袋の居酒屋チェーンでOB会

学生時代のではなく、勤めていた出版社のOB会のような飲み会に行ってきた。まだ、その会社に勤めているのも来ていたが、昨今の出版不景気で会社自体がぐらぐらして経費節減のため昨年末に地代も安いところに引っ越し、希望退職も募られた。 辞めたばかりの…

ヒア アフター

クリント・イーストウッド監督の映画は、なにはともあれ観るので前情報なしの真っ白な状態でスクリーンの前に座れるのがいい。 激しい動の後、静かな映画だった。死後の世界、来世をこの監督ならどう扱うだろうかと興味もあるところ。なにより、音楽がいい。…

寒い日曜日、燗酒で暖まりたいと思い出横丁「ささもと」

日曜日に外で酒を飲むことはほとんどないが、映画を観た後、軽く生ビールを飲みながら携帯文字打ち専用機「ポメラ」でぽちぽち映画の感想などを書くのが結構楽しい。すぐ2杯目のビールを飲みたくなったが、曇った寒い日曜日で、もうちょっと暖まりたくなっ…

肩よせあって飲む、昭和の居酒屋「斉藤大学(?)」

「斉藤大学へ、いきませんか?」 飲み友のI藤さんから2月の連休前にお誘いがあった。どうにも時間がとれなくて一週間のばしてもらってやっと実現した。 斉藤大学というのは、十条の斉藤酒場のこと。 この5年くらいだろうか、I藤さんとは二人でこの昭和その…

GANTZ

原作マンガは、知らないながら映画館での予告編で、これは観ようと決めた。放り込まれる恐ろしい状況とシャープな映像に惹かれ、謎の物体GANTZが、現れるまではぐいぐい引き込まれたが、戦わなければならなくなる相手が「ねぎ星人」では、ちょっとこけた。原…

連休中日の土曜の昼酒、やっぱりカブトで

思い出横丁の更地になっている土地は、白い幕で覆われ相変わらずそのままの状態だった。 連休二日目も映画「GANTZ」を観て、土曜日なので迷わず今年3度目の「カブト」に足が向かう。いっそうのこと通しナンバーをつけながらブログも書いて行こうかな。…

冷たい熱帯魚

えげつなくて、あけすけ、エロでグロでホラー、強烈に怪演する登場人物たちのパワーに、とにかく面食らう。祝日とはいえ雪の日に、新宿テアトル昼の回は満席で立ち見が出た。とにかく、この強烈さを耳にしての人気だとは思うが、園子温監督の評判は、何とな…

悲しき煮込みの味と焼きトンの懐かしきタレの味、西荻窪『戎』

休みが一日くっ付いて連休になるだけなのに、何故かそれだけで妙に忙しい。久しぶりに斉藤大学に(十条の斉藤酒場のことです)行きたいですねと、飲みともI藤さんから連絡をもらったが、とてもお休み前の早い時間に自由の身になれそうにない。ひーこら言っ…

変わらぬうなぎの串焼きの味と一期一会

↑17年前に観たときはまったく良さがわからなかったが、この歳になってようやくこの映画がわかった様な、少なくとも楽しめ、味わう事が出来た。 ↑今年、2度目の『カブト』入店。1月中に2回目のカブトに行ったことをまだ、書いていなかった。行く店がお馴染…

節分が過ぎて、やっと『おおはし』初め

↑灯りがついて、暖簾がかかっていてホッとする。後は、席があるかが問題 今年の節分も早々と来てしまったが、いまだ、わがホームの飲み屋のひとつ『おおはし』に行けていない。早くおおはしに飲みに行きたいと、忙しい仕事のあいまに思う毎日。早くも2月に…

もうひとつ、大事な“飲み初め”にふられてしまい

↑昨年の春、知らない間に土曜日の営業をやめてしまった『おおはし』4度、5度といつものように土曜日の夕方に店の前に行って、シャッター閉まっていた悪夢が蘇って来た。 大事な飲み初めが、もうひとつある。行きつけ飲み屋のわがホーム的存在『北千住・お…

孤独な男(?)は、カブト飲みはじめ

新年仕事始めもそこそこに、かみさんは趣味以上のコーラスで海外遠征のフィリピンに出かけてしまった。成人の祝日絡みの連休にまたしても休みを追加して行くのだが、会社人でもある身でよく出来るものだ。やめさせられなければいいのだがと、家族としてはハ…

ポンヌフの恋人

激しい映画だった。人生の歩きやすい道からずいぶんとそれ曲がって、きりきりと自らも追い込んで命の崖っぷちにいるような二人の出会い。おしゃれで華やかなパリの中心地、ポンヌフ橋が老朽化のため掛け換えの工事中の隙間に流れてきた二人が、お互いの苦し…

新年・神田の『三州屋』会は、燗酒の一合徳利で

今更、新年の飲み初めの事もないと思うが、その部分がすっぽり抜けていても寂しいかなと2つまとめて書く事にしよう。 ◎ 正月休みも明けて、めまぐるしく仕事も始まりつつも最初の週は、まだ、松の内的気分が残っていた。年末、もう一度くらいは一緒に飲みに…