池袋の居酒屋チェーンでOB会

学生時代のではなく、勤めていた出版社のOB会のような飲み会に行ってきた。まだ、その会社に勤めているのも来ていたが、昨今の出版不景気で会社自体がぐらぐらして経費節減のため昨年末に地代も安いところに引っ越し、希望退職も募られた。
辞めたばかりの人も二人来ていたが、お疲れさんでした的意味合いで送別会ではなく、OB会へようこそという雰囲気だ。
前の週から集合をかけられても、金曜日の18時30分の始まりは早いでしょう。業界柄、フリーという便利な肩書きの人たちは、その名のとおり自由な人で平日だろうが飲む日に遅く始まりはあり得ないという感じなんだろう。まあ、気持ちはわかるが、こちらは無理な話で駆けつけたらもう9時も過ぎていた。
忘年会なんかで定期的に顔を合わしても、集まれば集まったで、わいわい、そして、ずるずると話て飲み続け、気がつくと終電も近く人によっては、ぎりぎりの時間であわてて帰り支度をする。いつもの感じで、お開きでした。
普段は全く行かない居酒屋チェーン、料理や酒を楽しむというより、昔共に戦った(何を相手にかは、各人各様だが)戦友達との酒盛りはなかなか楽しいものだった。別れ際に集合写真を撮ったが、それぞれに、問題を抱えながらも不敵な笑みを浮かべていた。

↑遅れて駆けつけると、残骸のテーブルで細々とビールなんかを飲み始めるしかなかった。なんで、目の前にはさみがあるかと思ったら、毛ガニが刺身の皿にいたのだ。誰か、食べたのかなぁ、みんなおしゃべりに夢中だったのに。