2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシアン・ルーレット

同監督作品のリメイク映画だけに、前作との違いが気にところ。モノクロームの東欧のやけに暗い映像で、賭けの対象に莫大な報酬を求めて男達が輪になってロシアン・ルーレットする事そのものが衝撃的で、ほかはあまりよく覚えていない。舞台が、アメリカにな…

ささもとの煮込み鍋を覗き込むと・・・

今年も半分終わってしまったが、震災もあり日本の景気もますます混迷のなかに突入して、あらゆるところに影を落としている。自分が関わる出版業界も本が売れない、広告が入らない、紙の不足など末端の現場の仕事に金の問題も含めしっかりダメージに襲われて…

127時間

ダニー・ボイル監督は、映画にするのがとても困難な題材でも、果敢に新しい試みに挑み続けている。すでに『スラムドッグ$ミリオネア』世界で認められどんな映画でも撮れるとは思うが、よりシンプルに立ち返っているところに、力強さを感じた。ここまで直球勝…

梅雨空だからか、空席のあるカブト

新宿西口、昔「さくらや」で、今「ユニクロ」があるビル横の青梅街道方向に緩く坂になった思い出横丁、看板をくぐる中通りからいつも入る。 狭い横丁をどんどん行くと、ちょうど真ん中あたりに道がちょっとクランクになったところにあるウナギの串焼き専門の…

あきらめていた金曜日、急転直下で北千住・おおはしへ

今週の金曜日は、いくら何でも飲みにいけないだろうとあきらめムードで週の後半、気分も落ち込んでいた。土日のどちらかに仕事しなけりゃならないかもすら思っていたら、締め切りが月曜日でなく一日先で、心配をよそに金曜日の夜8時前にやれることが終わっ…

アリス・クリードの失踪

登場人物を3人だけとした縛りを、最大限に活用し綿密な脚本と斬新な構図、シャープなカット繋ぎでの最後までぐいぐいと観客を引っ張って行く。イギリスからまた、いい監督が出て来た。誘拐される女一人と男二人の犯人の事件で映画としては小品でも、その余…

雨の金曜日、遅い立ち飲み夕食

金曜日、夜、9時をすぎてもまだ事務所にいた。連日、梅雨空が続いていて今夜も雨が時々激しく降っている。 もう、どこかに飲みにいくぞと机を勢いよく離れる元気もなかったが、晩飯は食べそびれていた。せっかくのお休み前、帰り道の途中下車で、上野のアメ…

門前仲町、下町ふたり飲みは裏目の連続?

門前仲町「魚三」「だるま」のブログを、飲み友I藤さんが読んで書き込みをしてくれた。一緒に花見をして飲んだ以来で、今はもう梅雨、季節はめまぐるしく進んでゆく。「では、行きましょう」と、きっかけがあれば飲みに行く話は、すぐに決まる。週末の金曜…

アジャストメント

原作がフィリップ・K・ディックだからか、かなりノスタルジックなSFの香りが全体に漂っていた。予告編やら広告に惑わされたのだが、マット・デイモン主演で「ボーン」シリーズ的なものと思って観はじめたら、若き政治家を目指す少しやんちゃなマッド・デイモ…

仕事飲みの翌日、気楽なひとり飲み新宿・カブト

仕事飲みといっても、接待でなくデザイン事務所のスタッフの仲間との飲み会。ちょうど一年前に、事務所の統括デザイナー兼社長が大病を患って戦線を離脱した。入院、手術などで全く事務所に来れなかった2ヶ月間は、それはもう抜けた穴の大きさに呆然とする…