2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フローズン・リバー

女性が、女性を描くとこんなに厳しいのかと驚いてしまった。貧しくて、追い込まれ崖っぷちに立ってしまった、まだ、小さい子供の持つ母親。不甲斐ない亭主が、わずかばかりの金を持ち逃げして、途方に暮れ涙を流すこの女の肌は生活につかれ不安な未来の黒い…

ラブリー・ボーン(ふたたび)

一週間もたたないうちに再び観に行った(祝日があったからだけどね)始めての以上にこの映画に魅せられてしまった。にもかかわらず、劇場での反応やネットで書き込まれている事が良くないどころでなく、酷評されているとこがわかって驚いた。 どうやら、一つ…

ラブリーボーン

死んでしまった、スージーのモノローグで全編を通しているこの映画は、14歳の少女の気持ちを体現させてくれる。 子供から大人に、自分の未来に羽ばたこうと日々の成長する気分の高まり、不幸にして出会ってしまった驚きや恐怖、芽生える憎しみ、溢れんばかり…

インビクタス 負けざる者たち

マンデラ大統領が就任した頃、折しもラグビーのワールドカップが南アフリカで開催される事になり、新しい黒人の指導者によって少数の白人と大多数の貧しい黒人とで分断する国を建て直そうとする実話の物語。 クリント・イーストウッド監督と大統領役のモーガ…

パラノーマル・アクティビティ

ふと、観てみようかなと思ったのが敗因だった。考えたら、激しいキャッチコピーと低予算の映画がアメリカでムーブメントと起こしたという刷り込みがあったからだろうと気がついた。配給会社の宣伝にまんまとやられてしまった訳だ。 まともに映画会社に企画を…