2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ムカデ人間

映画としては、成立しているものの観てどうだったかと言えば言葉に詰まる。普通は、映画を観たらどんな出来であれ気分的にはリラックスして酒の一杯でもやりたくなる。休日のお楽しみとしての過ごし方だ。ただ、今回は、胸が悪くなってしまい、すぐには何か…

スーパー8

お気に入りリメイクの『スタートレック」のJ.J.エイブラムス監督だから、間違いないと思って観に行った。確かに夢があり、恋があり、大事件もありの盛りだくさんで、充実度の高い映画だった。それにあのスピルバーグの香りだけでなく、テイストそのものだっ…

裸の島

98歳のまさに巨匠の新藤兼人監督最後の映画と銘打ち『一枚のハガキ』公開前の特集上映された過去の作品。監督が、世界に認められた「裸の島」1960年、モノクローム作品のセリフが一切ない映画だった。瀬戸内海、水のない小さな島にただ淡々と舟で水を運び、…

貴重な休みの一日、やっぱり、ひとり飲み

相変わらず、飲みには行ってるが、ブログを書く余裕もなく1ヶ月近くアップできずにいる。梅雨も明けて、こうも毎日暑い日が続くと、こつこつ文字を打つことなんか気が遠くなる。それにもまして、仕事の状況が芳しくなく、ひたすらきつい毎日にへとへとにな…

江の島の社員旅行。そして、ひとり飲み

年に一回の社員旅行、今年は江の島だった。お昼に現地集合しみんなでご飯を食べてから、島に一泊して翌朝、チェックアウトで解散。何ともお手軽、お気楽ないい旅行だった。普段は顔を合わせたら、仕事、仕事の間柄でも、このときばかりはすっかりゆるい関係…

ロスト・アイ

やっぱり、いるんだな正統なヒッチコックの継承者は、と思える一本。映像では見せないのにただ事ではないその悪意の存在を感じさせ、ヒロインが失明状態になると映像からはことごとく本人が見えない状態と同様に登場人物達の表情がわからなくなる。視覚喪失…

ビューティフル

ガンの告知受けた、死に行く男の物語。死を受けとめる重さと、貧困の都市生活、貧しきものはより貧しきものから搾取される構図と苦しみ。精神を病んで結婚の破綻した妻と残される二人の子供達への愛と不安。目を背けたくなる物語の先に、人としての美しさを…

夏のうなぎも、もちろん「カブト」で

「うなぎは、夏に限る」ではなく、一年中、毎週とまではいかないまでも月に2度や3度はカブトに飲みに来ている。新宿・西口すぐの地の利と戦後、昭和の雰囲気を残した思い出横丁も大好きで、土曜日、映画の後の「カブト」昼酒飲みは、生活の一部となってし…

十条・斉藤酒場で、誕生日飲みの微妙

自分の繰り返し重ねてきた誕生日の数にくらくらして、嬉しいとか嫌だとかの感覚もだんだん麻痺して来た。年を重ねる事を、くよくよ考えても若返らないので、そこは、単純に誕生日おめでとうでいいのだろう。飲み友達のマハロ・I藤さんと十条・斉藤酒場へ行…