2014-01-01から1年間の記事一覧

『ヴァプール』のお年玉

今年も残すところ、あと何日と聞くようになっても、やり残したことだらけでどうなるものでもない。『大はし』や『カブト』にもう一回行けるかと、結局、飲むことの算段が優先する。そして、日曜日も、大掃除などしないで映画を観てうつつを抜かしている。 有…

再び、映画小僧の挫折。

映画を観た本数にすれば、今年は、例年以上にたくさんの映画を観ました。 けれど、昨年同様に感想をアップすることに年の中頃で、挫折しました。 書けなかった、書く時間を持てなかったことに対して、何も申し開きできません。 ごめんなさい。 ブログの体を…

野外ストーブで、ぬくぬく

12月11日小雨の木曜日、朝に上野のスポーツジムに行きストレッチでからだをほぐし、トレーニングマシンで汗も流した。この後、本日、仕事はない。昨日でひと区切り、1週間ほど待機に入ったのだ。 夕方には、2人の飲み友達との飲み会がある。久しぶりに3人…

アウトドア

もともと、外で酒を飲むのが好きだ。 この場合の外とは、外出先ではなく、文字通り野外でという意味。昨年は、休みに昼間から景色のいい公園に行って酒を飲むことに開眼した。 今年は、その楽しみもデング熱のヤブ蚊騒ぎで、水をさされた。代々木公園には、…

びんさん、初めまして

同じ『カブト』のファンで、“ひとり飲み”のブログにも書き込みもして頂いた“びんさん”に直接、お会いした。 何度も、新宿・思い出横丁の『カブト』のことを書いているし、ブログでは顔写真も載せているので、ブログを読んだ人から店で見かけましたよと書き込…

この秋、生活の変化

ちょうど丸3年、続けて来た仕事が終わった。 臨時の派遣のような形で始まったが、補佐する立場とはいえ、初めての広告の仕事で戸惑うことも多かった。とにかくたくさんやるべき事があって、朝から晩まで事務所に詰めていた。 これから先はというと、今まで…

秋の収穫、栗とカボスと台風

四国・徳島在住の飲み友達から、秋の収穫のお裾分けをいただいた。 栗で思い出すのは、連れ合いの実家がある東京の山間奥地、檜原村でちょうど今の時期、台風の頃のこと。遊びに行ったのが、台風の影響で大荒れ天気の後で、前日だったらのんびりと散歩もでき…

誕生日のディナーは、思い出横丁『ささもと』で

連れ合いが、朝から「今日は、私の誕生日だ!」と騒いでいる。 プレゼントを準備している訳ではないので「おめでとう」ぐらいは、言ってやりたいが、先に自分から言い寄ってくるのもいかがなものか。 連休初日の土曜日、時間があるなら一杯おごるよと言うと…

週末にかけての連日飲みは、こんな感じ

平日には、酒は飲まないように決めていて、人に誘われたりしない限り、かなり厳格に守っている。その反動もあって週末の金曜日と土日は、どうしても酒浸り生活になってしまう。今週は、水曜日に飲み友達と約束があったので、できれば金曜日は、飲まない方が…

土用、丑の日前に『カブト』で、夏バテ対策

自分の知り合いにも『ひとり飲み ペーパー版』を郵送し、反響も少しずつある。「お祝い」と言って、日本酒の一升瓶やふるさと和歌山の桃が届いて驚いたり、ブログへの書き込みも増えたりと、嬉しい。 ブログとは、違った意味で実感があって、紙媒体の底力を…

いつもと違うぞ、フレンチ立ち飲み

なんとも変な勢いで、ブログのペーパー版と称して冊子を作った。手伝ってくれた飲み友達との飲みながらの編集会議や、打ち上げなど冊子をネタにして、たびたび飲むのは楽しかった。ただ、原価版の手作り表紙ケースなど、実際の制作に手間も時間もかかり、自…

告知!『ひとり飲みブルース・ペーパー版』完成。

↑表紙のケースの中の本文は、ハガキサイズで折り畳む形式、2つに分かれ全16ページの冊子体裁です。 構想と出発から、1年半かけてやっと形になりました。 ただ、普通にブログの単行本化とは、アップした記事や写真をまとめたものではないので違います。 毎…

『大はし』で、飲む事

前回の記述に誤りがありました。 『大はし』の炭酸の値段(90円→130円)以前の値段をそのまま思い込んでいたようです。お詫びして、訂正いたします。 レモンサワーを飲みたい人はレモンを頼み自分で絞ると書きましたが、過去、何度か見かけていたのですが、…

マイ・プライベート・アイダホ

リバー・フェニックスの遺作『ダーク・ブラッド』公開記念で、上映された本作は、未見だったのでかなり楽しめました。なんたって、キアヌ・リーブスが若くて青臭い。そして、無鉄砲にこの映画に2人の有望な若手俳優が、真正面から体当たりで挑んだ事に驚き…

名物は、煮込みだけではない『大はし』

北千住『大はし』での、飲み方はどうすればいいのと“びん”さんから書き込みをいただいた。 誰が言い出したのか知らないが、東京三大煮込みの中に入っているとかで、老舗の居酒屋として有名店であり人気の店だ。その証拠に、連日開店からたいそうな混みようで…

ブルージャスミン

ウディ・アレン監督の映画を観はじめたのが『ギター弾きの恋』からでした。この映画にハマってから、できるだけ観るように心がけています。主に男には厳しく、女には甘いと思っていましたが、この映画は違いました。女性が主演で、これほどまでに辛辣なドラ…

プリズナーズ

不思議な魅力の『渦』(2011)という映画と同じ監督と知ったので、これは見逃してはいけないと観たのが『プリズナーズ』でした。誘拐、サスペンスものでありながら、人の深い部分に迫り耐えられないくらい重い映画がでした。だからこそ、感動や余韻も半端で…

ダーク・ブラッド

1993年に23歳で急逝したリヴァー・フェニックス主演映画で、未撮影の部分を監督のナレーションを入れる形で完成し上映にこぎ着けた曰く付きの映画でした。こういった幻の映画を連続して選んで観た訳ではありませんでしたが、映画そのものが世の中に出て人の…

『大はし』に元力士、高見盛関あらわれる

新宿・思い出横丁の『カブト』の売り切れ続出の大盛況を報告したばかりだが、ひいきの店のもう一軒、北千住『大はし』もその人気は衰えを知らない。 ゴールデンウィーク期間だからということもあるが、休み前は特に店は混んでいる。日曜と祝日にはさまれた飛…

ナンバーテンブルース さらばサイゴン

1974年、ベトナム戦争末期に戦地でオールロケをした幻の邦画が、38年の時を経て公開され、どんな曰く付きの作品だろうと観に行きました。関係者や監督のトークショーもあって、なかなか興味深く、プロデューサーと監督との作品に対する考え方の違いから対立…

『カブト』大盛況で、売り切れ続出

土曜日が、休みだと映画を観てから新宿・思い出横丁『カブト』でうなぎの串焼きを食べ昼酒飲むのが、ここ数年来のお楽しみだ。それが、仕事の関係でなかなかカレンダー通りに休めなくなったのでつらいところ。そんな仕事の土曜日に、やれやれと気分も沈みが…

幸せの黄色い菜の花見酒

前回のブログを書いたのが、東京に大雪が2週続けて降ったときのこと。東京の桜もすでに散ってしまい葉桜になっているのだから、随分さぼってしまった。 だんだん春が近づいて陽気も良くなってくると、せっかくの休日にブログを書くために家に閉じこもってい…

冬の雪上野外飲み、楽しいぞ!

昨年に続き、寒いと思っていたこの冬、とうとう東京でも記録的な積雪となった。今これを書きはじめた時点で、2週連続で45年ぶりに東京で27㎝の積雪になった。滑ったり、転んだりしないように雪かきをしないといけない立場の人には、申し訳ないけれど子供の…

ウルフ・オブ・ウォールストリート

底知れない人間の欲望を描いて、こってりと3時間余はさすがに疲れました。主演のレオナルド・ディカプリオにもお疲れさまと言いたくなりましたが、やはり、この映画ではオスカーの主演男優賞は取れませんでした。競り勝った『ダラス・バイヤーズクラブ』の…

ラヴレース

『ダラス・バイヤーズクラブ』と同様に、アメリカの実在した人物を題材にした映画です。こちらは、伝説のポルノ映画『ディープ・スロート』に主演した女優である女の生き様の映画でした。70年代のハッチャケタ(こんな言葉はないか)感じのドラックにまみれ…

ダラス・バイヤーズクラブ

アメリカ社会が、やっとエイズを乗り越えて(もちろん、克服はできていないけれど)この映画のような視点でエイズを題材にした映画が作られたような気がします。それは、エイズによって死に行くのでなく、生き続ける男の生き様そのものが、とてつもなく力強…

ザ・マスター

フィリップ・シーモア・ホフマンが、2月2日に亡くなり映画界や映画ファンに衝撃が走ったニュースでした。助演、主演共に個性的な役柄を演じ続けていただけになんとも映画界にとって惜しいことでした。すぐに追悼の気持ちでDVDの『カポーティ』を観ましたが…

オンリー・ゴッド

これほどにまで、全体をそぎ落としている映画もあまりないのではないでしょうか。そして、シェイプアップされた映画は鋭利になり、見る人間をまるで突き刺すようでした。兄を殺された弟とその母の復讐劇で、対するのが舞台になっているタイのバンコク警察権…

エレニの帰郷

回顧上映で、過去の旧4作品を見た後の流れですんなり観れるかと思いましたが、テオ・アンゲロプロス監督のこの遺作を観てやっぱり難しい映画だと思いました。東欧州の歴史的なこともさることながら、身近に国境や大国の圧力や進攻に恐怖する感覚に自分があ…

新年『大はし』『カブト』飲み始め

今年も、月に一度くらいはお気に入りの北千住『大はし』と新宿・思い出横丁の『カブト』で飲みたいものだと、新年も早々に連日で二つの店の飲み始めをした。昨年もそうだったが、年末年始で忙しかった裏返しで一月は仕事の切れ目ができる時期だった。稼ぎは…