ラヴレース

movie_kid2014-03-02

ダラス・バイヤーズクラブ』と同様に、アメリカの実在した人物を題材にした映画です。こちらは、伝説のポルノ映画『ディープ・スロート』に主演した女優である女の生き様の映画でした。70年代のハッチャケタ(こんな言葉はないか)感じのドラックにまみれながらも牧歌的な時代の空気感はわかるものの、とらえどころがいま一つわかりませんでした。暴力なダメ亭主に人生を狂わせられたと、普通の生活の主婦に収まった数年後に暴露本を書くあたりがどうにも中途半端な、しっくり来ない描き方をしていると思いました。