2011-01-01から1年間の記事一覧

今年も本当にありがとうございました。

思ったほど、映画に行けなかった年のような気がしています。年頭早々に、エビスガーデンシネマや渋谷シネセゾンが休館してしまったことに加え、震災や経済状況の悪化などで映画の興行にも大きな影をもたらした1年だったと思います。 この秋になってから、こ…

今年もありがとうございました。

新しい仕事をはじめたことで、知らない人と話する機会もふえた気がします。打ち上げの席などに呼ばれて、初対面の人と話したりするのは得意ではないけれど新鮮だし刺激になります。自分が年を重ねているのを棚に上げて、いつのまにか仕事をしている年齢の若…

仕事のあとは、やっぱり北千住『おおはし』だ。

どうであれ、週末の金曜日、仕事も用事も何でも早い時間に終わってしまうと、心ウキウキだ。だって、北千住『おおはし』に飲みに行けるのだもの、ともう何べんもこのブログで書いてしまったが、今日もそうだった。今の仕事先からは、地下鉄で乗り換えなしで…

叔母が、亡くなり日帰りで和歌山に

春から昏睡状態の叔母が、亡くなった。母のたった一人の肉親の姉だった。もともと、病気がちで大きい手術も何度も受けていたためか結婚もせずに一人のままだった。台湾で生まれ、敗戦後に母子3人で日本に引き上げてきて、母親が早くに亡くなったので僕の母…

ハードロマンチッカー

暴力を主体にした映画に魅力を感じるどころか、どちらかといえばもういいかなと思ってしまう。とは、いえ個人的な小さい暴力からはじまって、組織的、日常的に社会にはびこるものや国単位の戦争に至るまで、こと人間の表現においては切っても切れないもので…

魅惑の『シャリ金ホッピー』、実力の『秋元屋』で長く飲む

シャーペット状に凍らせた焼酎をホッピーで飲むのが旨い。それも大好きな金宮焼酎だからたまらない。『金シャリホッピー』が、頭から離れなくなった。飲み友達I藤さんとの2人飲みで、いったばかりだが野方の『秋元屋』に再度、行った。ただ『金シャリ』と覚…

忌野清志郎『ナニワ・サリバン・ショー』感度サイコー!!!

清志郎の音楽パフォーマンスにひたすらに痺れてしまった。大阪城ホールで3度にわたりおなわれた清志郎のコンサート。4度目は、亡くなった後でも映画で僕たちに素敵な贈り物をしてくれたすばらしいライブ映像だった。歌詞の一言一言が、胸に迫り、目頭に涙…

仕事の切れ目の平日に、休みは休みと『カブト』へ向かう

どうも、土曜や日曜日に関係なく仕事になりはじめた。仕事をやらせてもらっている広告デザイン事務所のアートディレクターは、もう2カ月近くまともに休めないでいるようだ。バブル時期の様な忙しさだが、入ってくるものが寂しい限りではどうにもつらいが、…

ステキな金縛り

これといった映画を見つけられないまま、ちょっとした待ち時間に観てしまった。東宝、日劇の一番大きい映画館でかける映画かどうかはさておき、なかなか面白いじゃないのと思う反面、半分の上映時間なら許せるがと言いたくなった。料金も半分でとはいかない…

『ハニーココナッツ』忘年会後のもう一軒で、金シャリホッピーに痺れた

ウクレレサークルの忘年会が、何年ぶりかであった。飲み友達のI藤さんとS村さんのハワイ大好き2人組が中心となって発足した『ハニーココナッツ』。数年前までは、まったくの初心者も30分あれば必ず1曲ウクレレが弾けるをテーマに人が集まって練習をしてい…

月曜日の濃い飲み会を思い出しながら、金曜日『おおはし』ひとり飲み

先週から土、日曜日も関係なく、はじめたばかりの仕事を続けていて、今週、金曜日に一息ついた。仕事にさそってくれたO木さんも含め、たずさわっている人達はまもなくはじまる撮影の準備に忙しそうだ。築地や八丁堀にほど近い、銀座の外れに事務所があり、昨…

一年ぶりの中央線ゴールデンコース、帰って来た飲み友達

春まで、和歌山県に住んでいた飲み友達のK西さん、今は徳島にいる。徳島の中でも、高知の県境に近いぐらいの土地に行ってしまったので、なかなか会えなくなて一緒にお酒を飲むこともままならない。と思っていたが、この夏、お盆休みの帰省の時、和歌山・田辺…

ミッション:8ミニッツ

もう、SF映画というジャンンル分けをしないだろうが、その雰囲気を持ちながら人間ドラマを最後には描きたいといった姿勢もよくわかった。劇場パンフレットを読んだら、タイムトラベルものから始まって、沢山の類似で引用される映画の名前がつらねられていた…

北千住『おおはし』、でっかい金目鯛の塩焼きにく〜らくら

仕事復帰になる(たぶん)前の、ちょっとした待ち状態の週後半だった。話をもらったまま、何も動いていない空白の状態で、どうなることかの不安がつのって来る。その現場は、すでに忙しさのピークに差し掛かってる様子なので、身を置いてしまうと、突然、嵐…

中華小皿料理と290円生ビールで、語り合った4時間あまり

ひと渡り、休職中の近況報告をするべき人達にメールやハガキを送り、そして、連絡をとって酒を飲んだりした。そうかといって、急に仕事が舞い込んでくるような景気のいい話は、今の日本社会ではあり得ない。出版不況の業界で、ますます新規に仕事を見つける…

ブリッツ

期待をしていなかったつもりだが、あまりにも単なる刑事モノだったので拍子抜けしてしまった。ジェイソン・ステイサム印のやりすぎデカではあるのだが、この映画としての人物像が描けていないのが気になる。刑事の凶暴さが、どこから来るのか理由のわからな…

思い出横丁『カブト』生から焼き上げる堅エリ、マル塩に魅せられて

先週、自由が丘でウナギの串焼き屋を見つけ食べて飲んだら、ひいきの思い出横丁『カブト』に行きたくなった。圧力鍋で蒸して、骨を柔らかくしたのでなく、生から焼き上げるウナギのエリとマルを食べたくなったのだ。昨夜、焼きトンを外で食べ飲みしたばかり…

焼きトン『高木』で、かつての仕事仲間と飲む牛乳割り焼酎

デザイン事務所に在籍する前、長く仕事をしていた出版社が、1年ほど前に新宿から北区滝野川に移転した。一貫した経費節減で人数は減りながらも、一緒に仕事をした編集者が数人いるので遊びに行くよと引っ越し当時、話していた。引っ越し先の住所を確認して…

魚をさばく気力も復活、シメサバと自転車

事務所勤めのときは、1週間が終わる金曜日に必ず外で飲んでいた。翌日の土曜日は、精神的な飢えを癒すように映画を観たあと『カブト』で飲んで、日曜はひたすら、だらだらしていた(もしくは、仕事ときもあったか)。料理は、好きな方で家で飲む時の酒のつ…

おしゃれな“自由が丘”に昔ながらが健在、ウナギ串焼き『ほさかや』

次の仕事につながるようにと事務所を退職した挨拶のメールを、過去に仕事で関係があった方々に出していた。お互いに頑張ろうと暖かい返信をもらう中で、長く仕事をした出版社の同期入社だったK藤さんからも優しい言葉を頂いていた。近々、飲みましょう、連…

コーラスの演奏会前に途中下車、赤羽の立ち飲み『いこい』新店舗に

かれこれ16年ほどになる連れ合いは、ずっとコーラスを続けている。会社の勤め人をしながら、それ以外の全精力を合唱に費やす生活だ。本人が、好きなのだからとやかく言うつもりもないが、仕事が休みの日でも家にいることなんて、ほとんどない。夫婦だけの家…

本の街『うけもち』『いちこう』で編集者と酒を酌み交わし、そして新宿へ。

飲み友達のメールで『ひとり飲みブルース』についての感想が、失職中でありながら、焦りも感じられない飲みっぷりが、面白いと書いてあった。ゆとりなのか、または、その裏返しか、すれすれな感じがいい、と。ほめられているのか、あきれられているのか、と…

スリー・ディズ

ラッセル・クロウ主演で、無実の妻を脱獄させるアクション映画のように予告で見たが、監督がポール・ハギスだったので意外に思った。初監督作でアカデミー作品賞の『クラッシュ』と、2作目の『告白のとき』で、社会派の鋭く深い洞察で独自の作風の映画を送…

エッセンシャル・キリング

ひたすらに生きたい、逃げ延びたいとアフガンの戦場でアメリカ兵に拘束された兵士の脱出劇だが、通常の戦争映画とはかなり違っていた。移送の段階で事故があり、雪に閉ざされた原野の中に放り出される。しかし、追っ手から逃げる兵士について、全く何の説明…

再会の3人飲みも、飲食ビルや地下街より横丁が楽しい

今秋の檜原のサンマ祭りも、昨年に続きG野さんを誘いたかったが、自分の休職のこともあり何となく誘いそびれてしまった。プロのカメラマンだったG野さんは、かつて僕が長く仕事をした月刊誌の表紙の写真を撮っていたこの業界の大先輩で、かみさんのおやじさ…

1ヶ月なんてほんの一瞬、ボトル期限切れ前に『おおはし』へ

8月いっぱいで事務所を退職して、9月に入ってから自分へのお疲れ様のつもりで『おおはし』のひとり飲みをした。明日は、もう10月だから、1ヶ月なんて早いものだ。そのあいだは『おおはし』に行っていなかったので、飲み残したボトルも期限切れになる。や…

『ぼくのゾンビ・ライフ』

ジョージ・A・ロメロ監督の古い映画の3部作ゾンビが好きなもんだから、長く自称・ゾンビファンで映画も観続けてきたけど、たまに見つけた本まで買って読んでしまった。ゾンビと名のつく映画に散々裏切られて来たから、まさか今更、ゾンビ小説でこんなに楽し…

恒例の檜原村サンマ祭りに、秋味満喫

毎年、産地直送便のサンマを東京都・檜原村のかみさんの実家で、炭火で焼いて食べるのを恒例としている。秋の連休後半、2泊3日でかみさんと2人で行くことにした。昨年は、大先輩のG野さんが参加してくれてこのブログでも紹介した。 ↑車道から少し高台にあ…

なにわの飲み話に花が咲く、東京の名店『斉藤酒場』で

飲み友達、I藤さんが秋の連休前半に、ふるさとの岸和田へだんじり祭りに合わせて帰省すると聞いていた。こちらは、求職中ながら休職生活に本格的に入ったところ。台風15号が猛威をふるいながら北へ過ぎ去った翌日、秋の後半連休前に「急ですが、飲みに行きま…

ゴーストライター

ユアン・マクレガーが、本当にいい。だからこそ、世界中の名だたる映画監督から引っ張りだこになって沢山の映画に出演してる。そして、ますます、磨きがかかっていい芝居をする。今回の役どころは、フリーランスのライターでイギリス元首相の自叙伝の執筆を…