『ハニーココナッツ』忘年会後のもう一軒で、金シャリホッピーに痺れた

ウクレレサークルの忘年会が、何年ぶりかであった。飲み友達のI藤さんとS村さんのハワイ大好き2人組が中心となって発足した『ハニーココナッツ』。数年前までは、まったくの初心者も30分あれば必ず1曲ウクレレが弾けるをテーマに人が集まって練習をしていた。何度か、喫茶店やフラダンスの催しに人前で演奏するなどの恐れ多い出来事などもあったり、忘年会と称して年末近くに集まってウクレレを弾いたり、各自、歌を披露したりしていた。ここ数年は、そんな活動もご無沙汰だったのだが、メインの2人だけはその道に進み続け、晴れて『ハニーココナッツ』の曲、第2弾ができたこともあり久しぶりに集まることになった。

西武池袋線・桜台『秋元屋』は、ほぼ満員状態。ここまで来て入れないでは、他にどうすることもできない。4人で、強引にデーブル席におさまるが、ビニールシート張りの入り口横は『秋元屋』らしい。
あいにくの雨模様でも、手軽に池袋のカラオケボックスに数人が集まり、皆でウクレレを弾く合奏の楽しみを思い出すことができた。2時間あまりウクレレと戯れた後は、喉を潤し、お腹を満たそうと居酒屋での2次会に突入し引き続き盛り上がってしまった。
おしゃべりにも花が咲いたところで、お開きにと駅で散り散りになると思いきや、参加した一人が今日はどうしてもおさまらない思いがありもう一軒行くと言い出した。西武新宿線、野方にある『秋元屋』その支店が、池袋線の桜台にありそこに繰り出そうと言うのだ。金宮焼酎をシャーベット状になるほど凍らせ、氷無しでのむ金シャリのホッピーの話も聞いたばかりで、まさに、それを飲みに行こうと言ってるのだ。

↑これが、金シャリホッピーだ。
言い出した本人が、すかさずお店に確認の電話を入れ、物好き4人が西武線に乗って桜台に向かった。人で溢れる池袋を離れるとホッとするね、などと話ながら私鉄の小さい駅から路地を抜けると赤い提灯の『秋元屋』があった。やはり、実力のある人気店で、中は客で満杯だ。テーブルのアベックに移ってもらって、何とか4人をつめて入れてもらえた。
とにかく、金シャリホッピーを飲んでみると、これが旨い。ジョッキーの上澄みにシャーベットな焼酎が浮かび、濃いところがもろに口に入って来る。ガツン、ガツンとダイレクトに焼酎が口に入り、これは気をつけないと酔い方も半端ないかもしれない。これを飲みつけると、確かに氷入りのホッピーなどは水臭く感じるだろう。

↑白みそ系の煮込み、色つやとたっぷりのネギがよろしい。シロの内側にタックリと脂身がクリーミーにとろけいている。

↑生キャベツにマカロニサラダ。胡椒が、どばっとかかっていてその香ばしさがたまらん。

からし味噌のレバ、ちょっと焼きか? 事件の後、もうレバ刺し食べられないことに憤慨しながら誰かが注文していたような。

↑脂はさみのチレは、絶品。

↑トマト肉巻きも新鮮。つくねが1本。すでに一軒目で食べているだけにたのみかたに勢いがないが、やっぱり食べたいなどとたのんでしまったのか。
すでに居酒屋で飲んだり食べたりしているにもかかわらず、出て来る焼きトンやら煮込みが旨くて、食べ飲みが止まらない。野方の『秋元屋』は、数年のご無沙汰になっていたが、桜台の支店でその実力のほどを見せつけられた思いだった。

↑塩焼きも、モツの素材がいいからこそのこの味だ。

↑スープも外せないらしく、一口いただいたら、旨い。

からし味噌の焼きトンは、ちゃんと食べておかないといけない。基本のシロからし味噌味を堪能。