魅惑の『シャリ金ホッピー』、実力の『秋元屋』で長く飲む

シャーペット状に凍らせた焼酎をホッピーで飲むのが旨い。それも大好きな金宮焼酎だからたまらない。『金シャリホッピー』が、頭から離れなくなった。飲み友達I藤さんとの2人飲みで、いったばかりだが野方の『秋元屋』に再度、行った。ただ『金シャリ』と覚えていたのが間違いで『シャリ金ホッピー』が、正しい。燗酒も恋しい季節だが、このところあたたかい日が続き、冷たいホッピーでもいいなと思っていたが、師走に突入した今日は、震える寒さになってしまった。

↑昨日に続き、平日だが自分のお休みと腹をくくり、銀座で映画を観てから飲み友達と飲む約束をしている。今日から師走で、有楽町駅の宝くじ売り場も呼び込みに力が入っていた。

西武池袋線桜台駅『秋元屋』は、わざわざ飲みに来る価値ありの実力のお店。

↑ビールからではなく燗酒から。冬らしいはじまりのあとで、メインの憧れ『シャリ金ホッピー』へ飲むすすむ。

↑煮込みと燗酒、もうこれだけでもすぐさま幸せの境地に。

『秋元屋』の赤提灯が、あたたかく迎えてくれたが身体は冷えきっていて、とにかく燗酒と煮込みでまずは落ち着くことにする。例の事件から生は出さないようにしているのは残念だが、軽焼きの串があり、これはチレやレバをさっと軽く炙るだけのネギ生姜醤油で食べるもので、新鮮なホルモンの実力がわかる味だ。辛子味噌ダレは、もちろん、これこれと唸らせる味だし、塩焼きの旨さは抜群だ。

↑刺身にこだわらなくても生の旨味は充分楽しめる。チレとレバのちょい焼きき串。

↑実力のお店は、お新香も旨いのだ。

↑さて、念願の『シャリ金ホッピー』へ突入。グラスごと金宮焼酎が、キンキンに冷やされていた。

↑ホッピーを注げば、魅惑の酒に。まさに焼酎の味を楽しむ飲み方だ。
ホッピー1本に対し焼酎は3杯というのが、通常の割合に思うが、ジョッキーの上にシャリ金の焼酎が浮いてきて直接口に入り、氷で薄まることもないのでかなりハイペースで酔いがまわり1本で2杯の割合がちょうどいい。ただ、2杯だと飲み足りない。2人だから好都合で、3杯目を新たに1本のホッピーを分け合い、はじめの燗酒と含め長い時間でかなり飲んだことになる。それも、焼きトンとシャリ金ホッピーの旨さが飲ませるようで、ポテトサラダもますます飲ませ上手なおつまみで、幸せな2人飲みを楽しんだ。

↑生キャベツも格別。辛子ニンニク味噌がいい。

↑もともとニンニクが得意ではないのだが、焼き味噌ダレだと素晴らしい味加減になる。レバ辛子味噌。

↑シロも辛し味噌がいい。

↑カシラとコブクロは塩で。タレ、辛子味噌、塩の味付けにI藤さんとの意見の食い違いは当然ある。人それぞれに微妙に部位とその味付けの好みに個人差があり、一緒に飲んでるとそんなところもわかって面白い。

↑マカロニサラダもポテトサラダも胡椒たっぷりかけるのが『秋元屋』流。はじめは驚いたが、からいというより香ばしくなりとても旨い。

↑野菜焼きも、からし味噌が旨い。

↑トマトと生姜の肉巻きは新感覚で、なかなかいい。

↑最後のとどめに、生ビール。いつものことながら、よく飲んだな。

↑銀杏は、I藤さんが強く所望したっけ。

↑つくねは、不思議に鶏肉だった。豚もナンコツ入りのごつごつした棒つくねが旨いのだけどな。

↑帰り道、池袋駅近くの地下にあるパブ。名残惜しくて最後のもう一杯。暗くて光量不足なのだが、ギネスとバスペールエールだからよけい黒っぽい。