もうひとつ、大事な“飲み初め”にふられてしまい


↑昨年の春、知らない間に土曜日の営業をやめてしまった『おおはし』4度、5度といつものように土曜日の夕方に店の前に行って、シャッター閉まっていた悪夢が蘇って来た。
大事な飲み初めが、もうひとつある。行きつけ飲み屋のわがホーム的存在『北千住・おおはし』なのだが、昨年から土曜日が休みになったのでなかなか行くのも大変になってしまった。特に新年、仕事が動き始めるともうめまぐるしい日々が続き、金曜日の早い時間に仕事を終えるのも簡単ではないのだ。
そこをぐっと無理してでも『おおはし』で、飲みたし、大事な金宮ボトルも年末にまだほんの一杯二杯しか飲んでないものを棚に安置したばかり。気がつくともう1月も終わりに近く、キープの一ヶ月が過ぎて、失ってしまう。1月後半の金曜日に必死に事務所抜け出し駆けつけてみると、残念、臨時休業だった。トホホな気分で、足元から力が抜けてしまった。かみさんとも店の前で待ち合わせていて、一緒に前に何度か入った事のある『永見』に行く事にした。下町のお祭り大好きのおやじさんの店で、駅前の飲みやひしめく通りに愛嬌のあるイラストものれんに染め抜かれた居酒屋だ。一階は、基本ひとり飲み専科の様相で、2階が連れがいるグループと何となく店のルールがあるようだ。魚も肉もボリュームのあるものまで、居酒屋料理の品数も多いとっても庶民的な下町の雰囲気満載だ。
荒川区に住みはじめて間もない頃、バス一本で来れる北千住にも来はじめて何度か来たが、結局、自分は『おおはし』心奪われてしまい、久しく来ていなかった『永見』だ。

↑気楽な下町の居酒屋『永見』

↑気張らずにポテトサラダから、ビールで乾杯。

↑ニシンのお刺身は、おお、旨い。

↑あれば、どこでも頼んでしまうシメサバ。ここのは珍しい甘酢の〆加減だった。

↑熱々の鉄皿で来る鳥のナンコツつくねは、温泉卵のせ。昔通りの味わいでとても旨かった。

↑まぐろぬたも、ごくごく平均的な旨さです。

↑ポテトのチーズ焼き。こんなものを頼むからお腹が張ってすぐに飲めなくなったしまうんだ。まったく。

↑漬け物的なものをさっと炒めていた。名前、何だっけ。

↑ぶり大根。わりと薄味でしたが、しっかりと染みてはいました。

↑下町祭り好きおじさんのお店です。店内にも神輿の勇姿の写真が、あちこちに。

↑ならびには、K西さん大好きの『天七』がある。関西在住で、時々、本場大阪通天閣の串揚げを食べているのに、この店が一番と言いきる。残念ながら、揚げ物は食べないので確認不可だ。