変わらぬうなぎの串焼きの味と一期一会


↑17年前に観たときはまったく良さがわからなかったが、この歳になってようやくこの映画がわかった様な、少なくとも楽しめ、味わう事が出来た。

↑今年、2度目の『カブト』入店。

1月中に2回目のカブトに行ったことをまだ、書いていなかった。行く店がお馴染みなのだからそんなに代わり映えしないようなのだが、どんな日に行ったのかとか、どんな映画を観て行ったのかでも、だいぶ違う。同じ顔ぶれもちらほらいたりもするが、だいたいは一期一会で隣同士肩ふれあって、うなぎの串にかぶりつき、焼酎やビールを飲んでそのとき限りのふれあい。と言っても、ほとんど客同士では話したりしないのだが。
その日は「髪結いの亭主」を渋谷で観てきてカブトに昼酒に来た。新宿西口のユニクロ側から、思い出横丁の路地に入ると珍しく右側に幕を張り工事中の店があった。カブトでもその話題を、話していた。
「敷地の全部を壊しちゃったものだから、建設の許可が下りなくなってどうしようもなくなっているんだ」
一時期、注目された再開発のホットな場所だけにいろいろありそうだ。
「オーナーが、ちょっと頭を働かせて、周りの店にも気を使い話を通していれば、教えてくれる機会もあったろうに」
「だいたい、建設関係の壊して片づける方の業者は荒っぽいのが多いからなぁ」
次に思い出横丁に来たときは、どうなっているのだろうか。


↑レバ串にもありつけた。

↑問題の更地。どうなる事やら。