梅雨本格突入の前に、駆け込み野外ひとり飲み

土曜に梅雨に入って一日中雨が降り続いたが、日曜日は早くも小休止のように晴れ間がのぞいた。5月は、連休前あたりから外飲み、正確に言うと野外飲みにハマっていた。
毎週のように日曜の午後になると、銭湯セットと水半分凍らせたペットボトルに芋焼酎を詰め、三ノ輪の商店街のまで足をのばして、持ち帰り鮨や焼き鳥を買う。都電に乗って、王子、飛鳥山まで行き銭湯に入り、それから、飛鳥山公園で風呂上がりに一杯やる。単純にこれだけで、ブログに書くまでもないようだ。ただ、新緑の木々に囲まれて一杯やっていると、本当にリラックできて、いい具合に酔っぱらえるから、また今週もとなってしまう。

↑梅雨に入ると、元気なのは紫陽花ぐらいのものか。
一度、日暮里から舎人(とねり)線にはじめて乗って、足立区まで遠征した事があった。
2、3年前にやっと開通した新しい路線で、普段、行き来している場所を通ってるだけにいつか乗ってみたいと思っていた。ごちゃごちゃした荒川区の立て込んだ中を、3階建てぐらいの高さの高架の上を走るので、面白そうな車窓だろうと期待していた。都電よりは、かなり割高だが舎人線の終点前に大きい公園があるので、野外飲みに行ってみた。そのためだけにわざわざ行った訳だが、公園にふらりと行くのにそんなたいそうな理由もいらないだろう。公園内に、池もあり黄菖蒲や蓮の花も綺麗で、バーベキュー広場やキャンプ場もあり、ベンチで飲食していてもあまり目立つ事もなくのんびりできた。

↑舎人線は自動運転のためか、先頭車両に運転席がなかった。日暮里から、隅田川までは、ごちゃごちゃしたビルや家々の中を抜けて行く。

舎人公園は、広々としていた。沼も周囲1キロぐらいあるだろうか。子供を連れたファミリーが多いが、ひっそりとして眺めのよいベンチでひとり外飲みを楽しんだ。

↑舎人線と都電が交差する熊ノ前。以前住んでいた場所で懐かしさもあり、いつもは都電に乗って飛鳥山公園まで野外飲みに行っているのだが、高架からの眺めもなかなかで、スカイツリーもちゃんとここらからでも見る事ができる。
季節外れで集中豪雨なども多いこの頃だったが、思い返すと5月中は新緑も綺麗で晴れてすがすがしく、気持ちの良い日が多かった。山歩きなど、自然の中に入って行きたいと想いながらかなえられずにいたので、よけい感じたのかもしれな。
ごまかしかもしれないが、街中の公園の野外でも木の下で飲んでると結構、癒されるものだ。梅雨に入ると、それもかなわなくなるし、あけても夏場だとかなり夕暮れてでないと快適でないし、蚊とかの問題も出て来る。
やはり、その季節ごとのよさ、楽しみ方は時々に変化するものでそう長くは続かない。

↑ペットボトルに半分凍らせた水で芋焼酎のロックが、家を出て2時間ほどたってもまだ充分、冷え冷えで旨いぞ。手作りごぼうと豚肉のおかずとアスパラをプラスして、野外飲みにしてはなかなか豪華でしょう。

↑曇りがちの薄日でも、木々に囲まれいい気分に酔っぱらった。