お手軽、紅葉狩りに新宿御苑へ

今週、水、木曜日あたりの二日ほど、本当によく晴れた日があった。絶好の紅葉狩り日和だなとうらやましくビルの谷間から、澄み切った青空を仰いだ。
日曜日に散歩した上野公園も紅葉始まっていたので、うかうかしていると今年の紅葉を見逃してしまうなと寂しいく思っていた。山は諦めても、近場でなんとか紅葉を楽しもうと新宿御苑に行く事にした。ここなら、歴史も古く大きい樹もあるし、その後の展開で喉を潤しにすぐに行けるだろうしね。せっかくの新宿、先に映画を観てからにしようと、欲張りにもほどがある。いつもコーラスの練習や行事に忙しいかみさん、先日の演奏会の後だからか今日は何も予定がないそうだ。久しく一緒に飲みにも行っていないし、たまには一緒に行くかい。

新宿御苑、桜の時期ももちろんいいので何回となく足を運んだが、実は、一年を通して自然を楽しめるようにしているようだ。紅葉も樹の種類も多く長い期間楽しめるように考えられている。

↑広い芝生のなかにで〜んと、高い木が見事に黄色く色づいていた。イチョウの木のように銀杏臭くないよ。ユリの樹と看板に書いていた。
映画小僧のアンテナに引っ掛かった『ドアーズ/まぼろしの世界』だいぶ前に前売りチケット買ってもっていたくらいで、とても楽しみにしていた。たまたま、かみさんと一緒に観る事になったが、音楽してるだけに音楽系の映画には反応がいい。観た後の感想でなかなか盛り上がった。普段ならそんな気分のいいまま、昼酒に行くのだが、今日はまだ大事な予定がある。新宿三丁目の先、新宿御苑に向かって歩いて行くと、同じように紅葉を楽しもうとだんだん人が増えて来た。園内は、かなり広いのでぞろぞろ人がいてもそんなに気にならない。曇り気味だが、寒いほどではない、広い芝生にごろごろみんな寝転がって結構気持ち良さそうだ。
自然の山のように、同種の木々で燃え上がるように紅や黄色に染め上げる事はないが、ぽつんぽつんといい具合に色んな種類の広葉樹が色づいていた。

↑アルコール類の持ち込み厳禁には、少しばかり抵抗があるが、皆、お行儀よくそれでもゆっくり羽を伸ばしてのんびりしているようで、これはこれでいいのかもしれんな。ぶらりぶらり、山歩きとはまた違った紅葉狩りだ。

↑見る角度で、副都心のビル群が見えたり、東京タワーも見えたりの都会のなかの貴重な自然の宝庫だな、と思う。

プラタナスの並木は、晴天だと物凄く映えるのだが曇天の今日は、そのかさばる落ち葉に目がいってしまった。


↑映画も良かったし、紅葉狩りも堪能した。後は、うなぎをビール、芋焼酎で楽しもう。

丸ノ内線で新宿に戻って来たらもう夕方4時前。でも、半分あきらめていたレバ串もちゃんと食べられた。たまにしか来ないのに、かみさんは、かなりラッキーなのかもな。