昼酒は、やっぱり効くな。

昨夜が、この秋一番の冷え込みだったそうな。今年の夏頃は、もう二度と寒いなんて時期が来るのかなと思うほど暑い日が続いた。新宿・思い出横丁『カブト』に来る時も夏場は自虐的気分で、うなぎを焼いている方も食って飲んでいる方も汗を流しながらだった。
今日は、朝から晴れ渡って秋の良い陽気だと思ったら、上着なんかいらずの暑いくらいだ。映画は、渋谷で観たが映画が終わればこの街にはもう用はない、足早に新宿に向かう。

↑南米アルゼンチン・ブエノスアイレスが舞台の映画。ちょっと変わった映画を見るには渋谷に来なければいけない。映画館と珈琲飲むくらいしか行く所がない渋谷だ。

しかし、まだ2時台なのでさすがに飲み始めるのには早いか。紀伊国屋の本屋でうろうろしていたらそろそろ3時になるので今工事中の東口線路下の地下道を通り、西口・思い出横丁に行く。何の事はない、本数限定の幻のレバ串が、自分まででぎりぎり終了だった。最後の一本とは、有り難いやら嬉しいやら妙な気分だが、神妙に写真を撮らせてもらった。

↑このチョロットしたうなぎのレバ数本刺さった串に、大人が一喜一憂しちゃうんですね。開店前からレバ目当ての人が並ぶらしいが、最近、争奪戦(単に早く行くだけだが)激しくなって来ているようだ。
「30年来の飲み友達が昨年、地方へ移り住んでしまった。飲みに行ったブログを書けと勧められたので、今日の奇跡(大げさか)の一本、レバ串を撮って書きます」
「それは、食べれないのに酷じゃないの」と、おやじさんに言われた。
このレバ串は、どこでも食べれるものではないもんな。どこにもなくて、新宿・思い出横丁にある『カブト』の味。この深みのある味に酔いしれるのは、焼酎ばかりのせいではないな。
映画と昼酒、やめられません。

↑もちろん、追加のまる塩外せません。昼酒の焼酎3杯は効きますよ。まぁ、それ以上は飲ませてくれませんが。