ツィゴネルワイゼン

movie_kid2012-01-26


鈴木清順の浪漫三部作の第一作でリバイバル上映。男の狂気と女のエロス、鳥肌が立つ恐怖と痺れるような夢心地。池袋文芸座で観た気もするが、ほとんど内容の記憶もなく理解不能だったのだろうが、今回、強烈な素晴らしい映画として観ることができたのは熟成の期間が持てたと言えるかもしれない。半端でなく、こんな凄い映画が存在しているの目の当たりにできる良い機会だった。あの世ともこの世とも判別つかない、引き返せない場所に誘われ悪夢から目覚めた様にぐったりとして映画館を後にした。