斉藤酒場で、ふたり飲み忘年会

(12月7日)
これを書く時点で、明日はクリスマス、もう残り一週間だなぁーとしみじみしてしまう年の瀬。などと、感慨にふける事もできず駆け抜けるように師走を乗り切らなければならないと思っていたが、クリスマスの3連休は、2日休める事になり一息つける。
ひとり飲みを前回の野外飲みで1年が終わるのも寂しいと思っていたので、年末の忘年会を少しアップしておこう。忘年会といっても、いつもの飲み友だちとの1年をふり返るふたり飲み。そして、2人で行くのは、昭和のかおりのする十条・斉藤酒場で、これも毎度の事。師走に入ってすぐの頃、ちょっと早めに仕事を切り上げる算段をして、お疲れさんといいながら瓶ビールをトクトクと注ぎ合って乾杯するのも相変わらずながら嬉しい瞬間だ。

↑事前にあれこれ飲みに行く場所を考えるのだが、今年をふりかえり飲もうとなると、この居酒屋に勝るものはない『十条・斉藤酒場』

↑瓶ビールが、似合う酒場だと何度も書いたが、本当に斉藤酒場はそうなのだ。

↑瓶ビールに、そして、ポテトサラダは決まりものだ。
目標としては、季節の変わるごとに斉藤酒場で飲みたいといつも話してながら、なかなか連絡を取り合って飲みに行けなかった。だから、1年を振り返ってみて、どうだったとか、読んだ本の話とか、映画とか、音楽だとか話し始めるともう止まらない。いつのまにか、まわりのおやじばかり(自分だっておやじだが)の喧噪に声を張り上げてしゃべり飲んでいる。

↑刺身は、シメサバにまぐろ。すでに、燗酒に。

↑久々に、椎茸の煮物があると喜んだ飲み友だち。来てみると、どんこの姿煮でなかったので、肩の力がふにゃり。かぼちゃと芋類も大好きな彼に、かぼちゃは弁当で毎日食べているからと、きぬかつぎにしてもらった。

↑ニシンの煮物。

↑茗荷の酢の物。

↑今回の大賞は、サバ塩焼き。

↑大根の煮物もこの季節ならではのもの。

つまみもいつもの定番、居酒屋メニューで美味しいものばかりだ。と、いいながら特にサバの塩焼きが、いい脂がのりふんわりとしてよかった。話に夢中なりながらも、しっかり、つまみも楽しめるあたりが、気心があった相手だからだろうか。
話題に出て来た、題名や人の名前が、翌日、すっかり忘れてしまう事ばかりなので、手帳を出そうとしたら、後日、メールをくれるとの事。その助かったメールの最後に、1年を振り返って飲んだ事で、なんだか、2012年が名残惜しいような気分になりましたと締めくくられていた。


↑2軒目の桜台・秋元屋。焼きトンの旨さと金シャリホッピーに惹かれて、電車に乗ってまでも来てしまう実力派。

↑燗酒で、暖まっているから冬でも、金シャリホッピーがまた旨い。

↑しかし、毎度の事ながら酔いは早いので、要注意だ。

↑野菜も食べなきゃね。

↑半生焼きのタンとハツ。大串だからこそ半焼きが生きるし、絶対的に素材がいい。

↑辛子味噌焼きにもうメロメロ。

↑金シャリ2杯の後で、もう一杯は、普通の氷入り。これはこれで安心できる味。