今週の金曜日は、はたして

北千住『おおはし』が、土曜日の営業をやめてしまってからというもの、毎週の金曜日に対する気持ちは今週こそ『おおはし』で飲めるだろうかの一点につきる。いくらなんでも、大人なんだからそんなこと言ってられないだろうとおしかりの声が聞こえてきそうだ。
基本的に平日は、何か特別でない限り飲むのを控えている(ひとり飲みなんてもってのほか)休み前の解禁で(土日休めなくても)金曜日は、飲んでよしとしているからよけい気持ちが入る。飲むなら、好きな店で飲みたいのが人情で、自分の場合が『おおはし』なのだ。問題は、遅くまで営業していないこともあるし、食べたい刺身や照り焼きなど魚類の肴はすぐになくなってしまうのだ。

↑昼には営業している立ち飲み『たきおか』夜、遅く来ても飲み食べ大丈夫だった。
思惑とは裏腹に、新富町の事務所を出た頃にはもう22時になろうとしてる。北千住がダメなら新宿へとも思うが、やっぱり遠い。晩飯も食べていないので、途中下車、上野の立ち飲みでサクッと食べて飲むことにした。立ち飲み『たきおか』は、魚関係も惣菜もおつまみ類はそこそこ充実しているし、とにかく安いのだ。上野・アメ横にあり、焼きトンの老舗『大統領』の近辺で(最近は『大統領』の別館まである)いつのまにか安い飲食店が集まっている地域になっている。ただ、酒を飲む街として上野はどうも自分にあわないように感じ、あまり足も向かなかった。

↑生ビールとアジなめろうで、やっと、ひと心地つく。

↑ぶり大根は、大失敗。大根には味がしっかり染みていたが、もうぶりはぱさぱさだった。

↑定番のホッピーの中は、宝焼酎。氷も多いが、焼酎もかなり多めなのが嬉しい。

↑カウンターから、テレビよりホワイトボードをにらみながらホッピーを飲む。
昼酒からでも飲める『たきおか』夜、22時をすぎても大丈夫「いらっしゃい」の声にむかえられカウンターに取りついた。ホワイトボードに、150円、180円、刺身だって200円、煮込み、肉豆腐だって300円の文字が目をひく。
灰皿に千円のおつりを入れておく流儀も忘れずに、生ビールの後は、もちろんホッピーにする。サッカーなでしこジャパンの試合が、テレビで流されているのをみんな見てる。興味がないわけでないが、飲みながらテレビに見入るより、メニューを吟味したり、店員の仕事の手順などを気になってしまう。キャシュ・オン・デリバリー方式、典型の立ち飲みスタイルを楽しみながら、ホッピーも1本につき焼酎3回の標準で飲みきって1時間ほど楽しんだ。

↑フキの煮物と、やっぱりシメサバかな。

↑ポテトサラダは、150円。お総菜屋と変わらない値段。

↑サバの味噌煮。サバ続きだったが、この味噌煮は旨かったよ。

↑山手線、京浜東北線のガードから続く飲食通り。

上野駅常磐線で2駅で帰れるので、楽な途中下車。