うどん小で、玉子とおにぎりひとつがベスト

昨日の洗面器(のような丼)うどんに懲りて、今日は小うどんに玉子を入れおにぎりひとつプラスした。やっと、こころ落ち着いてもっちりとした腰のあるぶっかけうどんを楽しめた。

↑うどんは、小が普通の量だよ。玉子を入れる余裕と、腹持ちよくするためにゆかりのおにぎりひとつ。

↑『しるの店・おふくろ』がある飲食店が多い通り。

本日の仕事があけて向かった『しるの店・おふくろ』は、泊まった高松ワシントンホテルプラザの向かい側の飲食街の通りにあった。定食屋さんのたたずまいで、数々の大皿のお惣菜と自慢のみそ汁でご飯がいちばんだが、その前に酒も飲めるよといった店だった。テーブル席もあり、奥行きもあって、ゆったりと飲んでいても大丈夫だ。5人のグループだから、品数を気にしないどんどん、食べて飲める。

↑なにはともあれ、仕事の後のお疲れ様ビールが旨い。サッポロ、ラガー瓶ビールでなお旨い。

↑第一弾にたのんだ小鉢の数々。

↑鶏もつ煮は、何とも懐かしい味。酒飲み好きのポテトサラダも。

↑完全に酒のつまみ用に、刺身類もあった。

↑平貝の刺身。ホタテよりもサクサクした食感。

↑このシメサバが、何とも〆具合が絶品だった。

刺身類もあり、タコ、平貝、なかでもシメサバが旨かった。大きな身厚のさばではないのだが、その〆具合が絶妙だった。さば好きも唸らせる、実力だった。旅の途中、ふらりと立ち寄って、刺身やお惣菜をつまみながら一杯やれる感じでひとり飲みでも充分楽しめる。
“しるの店”と看板にうたっているだけあって、みそ汁が圧巻だった。味噌も、白、赤、合わせなど、好みや具の素材で味を決められる。10種類ほどの具を選ぶことができ、大きいお椀で来るので5人で3杯として、具は多数決によって決定することとした。

↑煮サバもいいぞ。筑前煮もよく味がしみていた。

↑ぬたも、完全なる酒のつまみだよね。

↑なんと、牛のタタキまであった。

↑基本が定食屋さんだもの塩シャケは、絶対に旨いよ。

↑寒い季節、ぶりの照り焼きもいい。

結果は『白子の合わせ味噌』『ジュンサイ赤味噌』『豚汁の白味噌』となり、小椀を貸してもらい各汁を少しずつ味見することにした。ご飯は、おひつで出て来るところも心憎い。どれも、具材の味がしっかりして申し分ない味で、感嘆のため息が出る。


↑ご飯が、おひつで出てきた。

↑とうとう、メインのみそ汁登場。ジュンサイの赤出し味噌。

↑トン汁の白味噌

↑白子に合わせ味噌。どれも、個性的で優劣付けがたい。

↑まだまだ酒は飲み足りないが、目の前にこれだものどんどん食べるのみ。

ワイワイ語りながらいろいろな味を楽しめるこんな場面は、ひとり飲みではさすがにむりだなぁ。仕事で来ているとはいえ昼間のシビアな状況と終わった開放感、お疲れ様と明日も頑張ろうとお互いが想い合う仲間意識が新鮮で楽しかった。
定食屋で常連のお客さんたちには、少々うるさくして申し訳なかったが、料理の旨さに喜んでいる旅行者の気持ちもわかってもらっているようだったし、地元の人達が羨ましくなるほど美味しい店だと感心したのだった。

↑贅沢にも山崎のハイボールなどを飲みながら楽しいひととき。
帰り際に、もうちょっと飲みたいのだけどどこかありませんかと聞いてみたら、通りの並びにバーがあるよと教えてもらった。まだ時間は、驚くほど早いので教えてもらった店で、シングルモルトのロックやハイボール、カクテルなどをゆっくり飲んだ。メンバー5人の内訳は、20代と30代の女性、40代と50代のおじさん3人で、年代も離れていてそれはそれで話もあちこちに飛びながらで、とても楽しかった。
     ◎
翌日3日目の昼飯時に、違う店に行ったが、もちろんうどん屋。小うどんの玉子におにぎりひとつ、やっと出汁入のかけうどんが食べられた。もともと、うどんもそばも汁ものが好きで、これが食べたかったのだ。
話には聞いていたうどんを自分で温めて、おぼつかない手つきで湯切りをチャッチャとしたあと、薬味ネギと熱々の出汁をかけた。やってみたかったセルフの湯切りでうどんを食べて、最終日の午後の仕事をこなし四国の出張は終わった。

↑麺類は、温かいつゆで食べたい派です。満足の月見かけうどんだ。

うどん屋の名前に何故、エコが付いてるかといえば、左向こうの真新しいお店の屋根にソーラーパネルが備え付けているのだ。ずっと、天気が悪かったが、最終日にやっと晴れた。でも凄く冷え込んで、この後から信じられないことに雪が降り出したのだ。