ブログの満1歳と、かみさんの誕生祝をコリドー街『ヴァプール』で

昨年の9月10日からこのブロクを書きはじめたので、すでに、1周年を超えている。いつの間にか満1歳になっただけなので、取り立てての感想もないけれど、よく続いたなと思う。もしくは、よく飲んだと言うべきか。ここに来て、休職中で生活が激変してしまっただけに同じ様なブログで、また1年とはならないかもしれないが、続けていきたいとは思っている。今のところ書く時間はたっぷりあっても、先にどうなるか見当がつかない。

↑映画まで少し時間があったので、日比谷公園に行ったら、噴水の中央広場で大々的に日比谷オクトーバーフェストが、開催されていた。あの野外でビール飲んだり、ソーセージ食べたりする秋のお祭り。映画を観る前なので、迂闊に近寄らないようにして公園奥の方で、ぼんやり、空を見てました。
今週、かみさんが誕生日で日曜日の今日、昼間はコーラスの練習で築地にいるが夜は空いていると言う。こちらは有楽町で映画を観ればその後の予定はないので、夕方に待ち合わせをしてどこかで飲んでお祝いをすることになった。昨日は『カブト』に行ってるし、日曜日営業の店でどこで飲みたいという希望もない、かみさんに合わせて洋食系で飲める店がいいかと、コリドー街に行ってみることにした。

↑『FRENCH BAR・ヴァプール』。イタリアンやスペインのバールもある、コリドー街で、このお店はフレンチのバーだった。はじめて立ち寄った時から、カウンターの開放的な感じが気に入っていた。今回、しっかり料理も食べて、旨くて、満足した。

↑生ビールは「バス・ペール・エール」と「ヒューガルデン ホワイ」
母からかみさん宛に手紙が来ていて、誕生祝いの金一封も同封されていたので、それプラス僕のおごりで話は決まった。テーブルで酒を飲むよりは、カウンターを好んでるのでコリドー通りでも新橋に近い、立ち飲みも、カウンターで座っても飲める『FRENCH BAR・ヴァプール』にした。以前、どこかで飲んだ帰りもう一杯が飲みたくて、たまたま、通りがかって飲んだことがある。

↑宮城産金華さばのマリネ。さばがあるとなれば、食べずにはいられないさば好き。皮を炙りで、中は生で、敷かれたキノコと一緒に食べる。旨い!

↑母からの誕生日プレゼントの飲み代、金一封。

↑ニッカ宮城峡ウイスキーハイボールウイスキーに詳しくなくて「シングルモルト 宮城峡」知らなかったし、はじめて飲みました。もちろん、ロックの方がいいのでしょうが、いいウイスキーハイボールでも旨かったですよ。

この店は、キャッシュオンデリバリーなので、母の金一封と僕の5,000円をトレイにのせて1万円コースで行くことにした。注文ごとに支払っていき、足らなくなったら追加を出すか、あきらめるか、最後に精算で驚くことはない。そしたら、ぴったり1万円コースで食べ飲み終わり、満足して席を立つことが出来た。一品がそれほど安い値段ではないが、おつまみになる料理の種類も多くフランス蒸し料理の看板をあげていて、おいしく食べて飲める。樽テーブルの立ち飲みも出来るが、通りに対して、オープンに開け放たれている感じがカウンターに座っていても気持ちがいい。

↑子羊のソーセージ。癖のある味だが、あまり脂っぽくなく、旨味がたっぷりだった。しっかり、肉の味を楽しめた。

↑かみさんは、重めの赤ワインに。

↑店の名前にもなっているフランス語でヴァプール(蒸気)料理。アンチョビオイルをちょっと付けて、浅めに蒸しているから味もぬけていなくて濃い野菜の味がいい。

↑たこのトマトソース煮。たこが、大きくとても柔らかい。

↑かみさんが、おもむろにパンをたのんで、余ったアンチョビオイルやトマトソースを付けて食べ始めた。やるな。

↑イタリアンししとうのオムレツ。ししとうが、中に入っているのかなと思いきや、トマトソースにたっぷり含まれていて、ぴりぴりと舌が痺れるくらい。オムレツは、あくまで、ふわふわだ。

帰りにコリドー通りを有楽町に向かって歩き、泰明小学あたりで最近出来たらしいトロ函系の海鮮居酒屋があった。そこは、海鮮(静岡)だけでなくその奥に連なって馬(熊本)、豚(岩手)、鳥(長野)、牛(北海道)と全国産直の専門店が入っていた。昭和レトロ風な横丁の佇まいに統一され、ミュージアム的な雰囲気もある。「これだけ取り揃えているのだから、どれかは食べたいものにあたるでしょう」って、感じか。もうちょっと飲みたいなと思っていただけに、馬刺と芋焼酎にまんまと捕まってしまった。

↑『有楽町産直飲食街』食材の違う5店舗が、連なっているのに驚いた。なるほどねと、感心はした。

『九州熊本料理 馬かばい』桜肉の専門店で、刺身から始まって焼き肉、桜肉のお寿司まである。桜ユッケのメニュー写真に惹かれて入ったが、残念、品切れだったのでオーソドクスに赤身の刺身と辛子レンコンにした。下町の居酒屋で時々ある馬刺は、脂ギトギトのものが多く閉口したことがたびたびあったが、ごくあっさりの赤身の馬刺は、結構、好きだ。辛子レンコンも、九州に行った時を思い出す懐かしい味で、芋焼酎のロックにはぴったりだった。

↑「佐藤の黒」と「黒瀬」芋焼酎のロツク。

↑赤身の馬刺。さっぱりと、もう一杯のお供に正解だった。

↑2度ほど行ったことのある九州で食べた記憶が、甦って来た。からしレンコン、これも焼酎に合うものだなぁ。

今度、来た時は、焼き肉まで食べてみようかなと思うくらい、料理と酒に文句の付けようもなかったが、本物の横丁が好きで飲みに通っているので、昭和レトロの横丁風な作りものに対しては、居心地よいとは思えなかった。