四谷よさらば、飲み友達と一緒に『鈴伝』で飲み納め

飲み友達のI藤さんは、このブログでも何度も登場してもらっている。曙橋に職場があることで、麹町の僕とは、比較的飲みに行きやすかった。麹町に勤める前は、四谷三丁目の会社に通っていたので、その当時から2人して飲んでいたのが、スタンディングルーム『鈴伝』で、四谷の駅からすぐ近くにある。すでに、このお店は紹介しだが、この地を離れる前にもう一度飲みに来たかったので、I藤さんを誘ってひとつの区切りにすることにした。

↑全国の地酒専門の酒屋『鈴伝』左側奥に、スタンディングルームがある。

↑酒やつまみを出す場所に、おじさん達はちゃんと行儀よく並んで順番を待っている。準備万端で、I藤さん登場。

近所のサラリーマンの人達が、仕事帰りに同僚と酒を酌み交わす人気でいこいの場所。雨も降っているので、僕らも仕事を終えてから直接店内で集合する。先にお店に着いて中に入ると、わあっ、もう満員かと思うくらい奥は人でいっぱいだったが、入り口の一席で(もちろん、立ち飲みなので椅子はなくテーブルと寄りかかる手すりのみ)2人が向かい合って飲める。
ビールとマカロニサラダを、現金と引き換えてテーブルに運んで来たら、I藤さんが到着。ぴったりなタイミングで、お疲れ樣の乾杯をした。8月、最後の金曜日なので、仕事帰りに四谷『鈴伝』でお疲れ樣をするには、最後のチャンスだった。

↑いろいろある中で、本日一番高い酒750円(大吟醸だったか、純米吟醸だったか)新潟の白瀑。品のいい生酒風で、口に入れると軽やかだった。残っていたお刺身を盛り合わせにしてもらった。

奥播磨は、見るからに濃いお酒。味付け煮玉子が、いいおつまみになった。

↑壁に貼られてる、日本酒のラベル。わりと有名どころが張ってあった。

事務所を退職することについては、お盆休み、白浜の絵はがきに書いてI藤さんに送っていたので、その経緯を詳しく話しながら旨い地酒を楽しんだ。
次は、近いところで新宿かなと僕は先週も行った、思い出横丁『ささもと』に行くことにした。麹町に勤めて2年と1ヶ月、週末の遅い時刻に何度もお世話になったしこれからも行くだろうけど、やはり、ひとつの区切りであることには変わりない。

↑『ささもと』の煮込み串。2軒目だから、最初から金宮焼酎だ。梅のエキスをほんのチョット、入れてもらって。

↑先週、久しぶりに味わった『生フワ』の堪能を、I藤さんにも味わってもらいたかったが、残念。王道に、カシラから。

↑水菜肉巻き。

↑たたき。

↑金宮焼酎もどんどん進む。

↑たっぷり、煮込みの汁を含んだオクラ。

↑タンは、半生、柑橘の汁をふってもらって。

↑煮込み鍋底のもろもろ入り、スペシャル・キャベツに、3杯目焼酎をまるまる準備。


2人で、本格的に煮込み串から、焼き物へ食べ進め金宮焼酎も3杯しっかり飲んだ。後は『みのる』で、ハイボールを1杯飲めばもう満足と思い出横丁の路地を駅の方へ戻り始めると、I藤さんが、すっとんきょな声を出した。知り合いらしい3人の女性が今まさに『ツルカメ食堂』へ入ろうとしていた。どこかで、飲んでいたがもう一軒を最近テレビで見た思い出横丁で飲んでみようと来たそうで、僕たちも合流して5人で飲むことになった。


↑『ささもと』で、〆のスープもいただいて、もう満腹。この後『ツルカメ食堂』に入ることになるとは。もう何も食べられないから、つまみいらないと食堂の兄ちゃんに言ったら、怒られた。

予想外の展開と、偶然に会ったことで盛り上がり、僕らはこれから本日最後の一杯を飲みに『みのる』に行くところだったと話すと、行ってみたいと興味津々だった。先に地下の『みのる』で、席を確保して待っていると女性1人が帰り、4人でハイボールを飲むことになった。こんな大勢で来ること珍しいねと、マスターに言われつつハイボールを楽しんだ。
女性の1人が「本当に優しくて、まろやかな味です」と、ハイボールの味の感想をつぶやいて、飲み過ぎてへろへろだったが、いい気分のまま帰路についた。

↑I藤さんや僕以外でもしっかり反応があり、証明された『みのる』のハイボールは旨い(って、みんな前から知ってるって)