本町温泉と和歌山駅前、大衆割烹『丸万』母と息子2人飲み(2日目)

南海電車発着する和歌山市駅近くの本町温泉まで、送ってもらいK西さんとはお別れした。本町温泉は、街中の銭湯でありながらまっ茶色のお湯の天然温泉だ。さっぱりしてから、バスに乗ってJR和歌山駅へ向かい駅前の大衆割烹『丸万』へ行くことにしたが、土曜日とはいえお盆の時期だからやっているかどうか不安だった。心配もよそにのれんがかかり、個性的なおやじさんと奥さんが満面の笑みで迎えてくれた。

↑本町温泉。銭湯のように気楽で、色々なとこに効きそうな温泉だ。

↑JR和歌山駅前、大衆割烹『丸万』は、ふるさとの一環として僕の中で位置するやすらぎの居酒屋。

↑昼にも飲んだが、温泉上がりは、また格別。

何はさておき、最初のビールにぴったりの旨そうに煮えてる「とて焼き」をたのんだ。牛すじとコンニャクが、甘辛の味噌のタレで煮込まれてる。独特の口調で、おやじさんは今日あるお刺身類や一連のおすすめ料理を教えてくれる。年に1度か、2度の帰省の時にしか飲みに来ないのにしっかり覚えていてくれて、行けば喜んで歓待してくれる昔ながらの駅前大衆居酒屋で、温もりを感じる料理でほっと落ち着ける雰囲気がある。

↑食べないではいられない、目と鼻を直撃されるドテ焼きの鍋。

↑煮込まれて味が濃くならないように、時々、出汁を足しながら愛情も込められてとても美味しい。

↑鯛、イカお造りに、ハモ湯引き梅肉添え。

母もとてもリラックスして、酒を飲み、恒例の僕の食べない揚げ物「ヒメジのフライ」を旨そうに食べていた。そして、僕が食べないのはわかっていながら、何度も勧めてくるのだった。

↑ヒメジは、赤い小型の魚。フライにぴったりサイズで、味は母に聞いてくれ。

↑丸万でも、ありました小鯛の酢漬け。

↑最後にボリームある、クジラ焼き。何とも懐かしい味。

↑実家のある海南駅に戻ってみると、お祭りの真っ最中だった。駅前ではおさまりきらないで、国道を封鎖して道いっぱいに大音響でソーラン節を若者達が大勢で踊っていた。