柔らかな空間に身を委ね、14時間後の至福。

事務所の社長に、そんなに仕事に対して腰が引けいてどうするのと一昨日、怒られた。こんなに疲れていては、仕事もしたくなくなるさ、と言葉を返す元気もなかったけれど、言われてる事も納得できる。やらなきゃならん事は同じなのだから、前向きの方がいいのに決まってる。

↑お客さんがいるから、滅多にこんな写真は撮れない。柔らかな空間。

今日、朝8時から夜の10時までビッチリ14時間、パソコンの前にしがみついて仕事をしていた。金曜日なんだ、何時だろうが事務所を出たら向かう先は迷わずに新宿・思い出横丁『ささもと』。旨い焼きトンを食って、ビールをゴクゴク、焼酎もグイッと飲もう。
時間も遅いが、いつも混んでる『ささもと』がガラガラだった。どこでも座っていいよと、おやじさんに言われ好きな焼き台前か、煮込み鍋と思って座ろうとすると、わざわざ暑いとこへ行かなくてもと、でかい氷に肉の串を置いてる前を進めてくれた。

↑夏には、最高の串肉前の席。あぁ、ビールが旨い、煮込みがお腹に吸い込まれる。

ビールをグイッとやり、煮込み串を食べてひと心地ついた。好きなもの何でも言って、と言われたので「生フワ」と頼んだらこれで3度もふられた。なかなか食べれない、幻の焼きトンの逸品に思えて来た。まあ、こだわらないでも旨いところは、いくらでもある。しかし、問題は時間だ。客も少ないし11時で終わろうとしているので、こちらもペースを早めた。

↑「生フワ」ないなら、王道のカシラの塩焼きから。

コブクロも捌き方、串の刺し方、焼き方でこんなに味が変わる。

↑ナンコツ、生醤油で食べるのもいい。

↑オクラも単なるオクラだけでない。煮込み鍋投入で、モロモロの味が粘りに絡み付いて旨味が倍増。

↑もう水菜肉巻きを食べないで終われない。

↑時間はなかったが、きっちり3杯飲んだ金宮焼酎。

↑もうこれを食べないで終われない、と、最初に思った茗荷肉巻き。

↑たたき。おやじさんだけが、煮込み投入料理法で焼き上げてくれる。他の若い焼き手は、生から焼くそうだ。

↑トマトの酸味は、夏にもってこい。

↑レバ塩。塩加減をおやじさんは気にしてくれたが、やや強い加減が夏の季節にぴったりだった。

↑大サービスに、煮込み鍋の底にたまったモロモロをぶっかけたスペシャルなキャベツ(マハロさん、最高ですよ)

↑迷宮への入り口、のような『みのる』の地下への階段。

ハイボールが、沁みるよ。

↑夜も更けて来た思い出横丁の入り口。そろそろ、足下がおぼつかない。