夢の先の「おおはし」ふたり飲み


国立博物館の鯨と桜。

↑桜のメイン通りは、もう完全に葉桜になっていた。

↑日曜日に名残惜しそうに花見をしていた不忍池の桜も散る。

以前、長く一緒に仕事をしていた月刊誌の編集長、S木さんの運転の車に乗せてもらった夢を見た。当時、同じ京王沿線に住んでいたのでわりと乗せてもらう機会も多かった。夢のなかのドライブは、どうやら外国のようだ。それも、今かなり危ない北アフリカ方面で、車窓から荒野の乾いた景色が広がっていた。直接の戦火のなかを走っているわけでないのだが、その先の危険を感じることはできた。反対に、車内では近況など話ながらののんびりとしたムードのドライブだった。どこか、自分たちの状況と先を暗示したような夢にも思えた。
そんな夢を見たので、すこし昔の仕事仲間を思い出した。S木さんの次の編集長にもその出版社が引っ越した先に遊びに行くよと言っていたのも思い出した。昨年暮れに、新宿からすこし不便な北区へ引っ越していたのだが、何度か行ったことのある焼きトン「高木屋」の近くとわかって驚いた。ここは、牛乳割りの焼酎を飲ませるというので飲み食べに行ったことがあったのだ。
牛乳の焼酎割りは、意外にもかわった飲み物でなくするっと飲めて、いつのまにか酔っぱらった記憶がある。なかなかいいなと思ったが、普段の生活でも牛乳はよく飲んでいるので、酒の時にわざわざ飲むほどではないような気もしなくはない。
2週続いた土曜日の休日出勤状態から、やっと落ち着いてきて週末には定時で終わり、土日はゆっくり休める事になった。夕べ、編集部に顔を出して約束の牛乳割の焼酎を飲みに行きましょうとメールを出してあったので、金曜日事務所を出るなり携帯に電話してみたら残念、時間がとれないとの返事が帰ってきた。仕方がない、飲みたい気分に変わりがないから、向かうは北千住「おおはし」だ。携帯を手元に持っていたので、ついでにかみさんにこれから飲みに行くと留守電に入れておいたら、僕が着いた時にはもう店の前の待っていた。そんなわけで、今日はふたり飲みになった。

↑なんたって肉豆腐。

↑本日残りの生もの全4品全部頼む。ハモ、ミルガイ、白エビ、シャコ。

↑なすの煮物とトコブシ

↑おやじさんが「良かったら生鮭のフライどうです。最後になったので」揚げ物食べない僕に気を使いながら言ってくれたようで、かみさんは二つ返事で頼んで、ひとりでぺろりと食べた。

↑こちらは、柳川鍋をガツンと堪能。

↑いつものオムレツで、〆を。

↑対抗してか、かみさんはポテト唐揚げで止めを打つ。

↑先週入れたボトルなど早々になくなり、また、ニューボトルを入れたのはいうまでもない。