仕事の土曜日、雨桜


↑仕事の土曜日で、トホホな気分。雨の桜もしと濡れて、でも、意外にこの雰囲気もわるくない。
週の真ん中、水曜日に夜桜を楽しんだが、その週の後半は仕事に追いやられ散々だった。あげくの果てに金曜日にも仕事が終わらず、溢れた分土曜日にやらないといけなくなった。桜が満開の週末、トホホな気分がそのまま雨の土曜日になった。
しっとりと雨に濡れる桜もまた風情があるが、仕事ではなぁ。事務所に行ったら、ビルの空調の工事でゆっくりと仕事もできない状態だった。なんとか午前中だけで、あわてて残った仕事を片付ける事になってしまった。

↑仕事が終われば、このしっとりとした桜を楽しもう。
午後は、霧雨の中、四谷の土手を市ヶ谷方面、飯田橋まで桜を愛でながらの散歩にした。元は、江戸城の外堀の土手で、一部分に掘りそのものも残っていて対岸にも桜が植えられているので桜の花見としていいコースだ。いくつか大学もあるので、若い子たちの酒盛りも激しい所だが、今日は雨模様なので静かな落ち着いた雰囲気だった。

↑そろそろ、散りはじめた桜の花びらに雨粒。

↑いつも乗っている、中央線や総武線。土手道から見ると、なかなかの景色が広がる。

飯田橋まで来た所で、仕事と散歩でやや疲れてはいたが、喉も渇いた。昼飯も食べそこねていたので、新宿へ逆戻りで思い出横丁「カブト」へ行く事にした。何たって今日は土曜日だ。仕事も無理矢理終わらせたんだから、ここは、ウナギの串焼きで酒を楽しもう。震災後のウナギの品薄にかなり心配した「カブト」だが、店を開ける事ができないほどではなさそうだ。レバ串も食べれたし、桜を愛でた気分のまま、ゆっくり飲み食い楽しんだ。

↑思い出横丁の中通、迂闊なオーナーが更地にして店を新しく建てようとしたら駅横一等地の再開発計画地域のため、役所の許可が下りなくなった。こんなかたちで、目隠しだけはしていたが、どうなる事か。

↑やってる、やってる。思わずいつもと一緒の写真を撮るが、これが撮れてひと安心なんだ。

↑久しぶりに最奥の特等席に座れた。まあ、座れて飲み食いできるだけでいいのだがね。

↑レバ串も食べれたんだから、大満足。

↑桜を愛でたら、やっぱり飲みたいよね。と、酒飲みはなんでも理由にして酒を飲む。

↑追加の丸塩も堪能し、焼酎も3杯きっちり楽しんだ。

↑最寄りの常磐線三河島駅ホームから見る桜も満開だ。さて、明日の日曜日は本腰の花見の予定。