アルゴ

ベン・アフレック監督作を、ずっと見逃していた。出演した映画も、彼を意識した記憶がない。そこまでたくさん映画を観れないといい訳する前に、とにかく観なければはじまらない。とか、言っているうちにオスカーの作品賞を取ってしまった。世界的な映画の賞といっても、アメリカの賞なのだからこの映画に作品賞を送るのは納得できた。事件の当事国で作られた映画なのだから、どうしたってその国の見方になるのは仕方ないが、至極冷静にそれでいて観ているものをひきつけるいい映画だった。賞をとってロングランしていたおかげで、何とか観ることができた。