2006年ベスト5
- メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
- 山椒大夫(溝口健二)R
- レイヤー・ケイキ
- カポーティ
- ブロークバック・マウンテン
【総評】
06年、観た本数が少ない。理由は、忙しかったのだろうか?
それとも観たいと思う映画が少なかったのか?
はっきりとはわからない、思い出せないので先に進むが
この本数で、年間ベスト10というのもなんだか気が引けるので
ベスト5に変更。それと、リバイバル(R)を入れていいものかどうか、悩む
いいものは、良い。と、判断して入れて行こう
ただ、基本は新作を優遇する感じも無くはないとしよう
溝口健二監督は、戦前から映画を撮ってきた人であの黒沢明監督と同時代の人だ
モノクローム作品も多く、後にカラーに変わって行く。圧倒的な力強さの黒沢映画とすれば
溝口映画は切れ味の鋭さ、深さ、女性的なタイプかな。女性主人公の映画も多い
初めて触れた溝口映画にやられてしまったので
その中でも古典文学の映画化「山椒大夫」を選んだ
一番は、我らがおじさんのヒーロー、宇宙人トミー・リー・ジョーンズの監督・主演
「レイヤー・ケイキ」イギリスらしい犯罪もので主演は今の007ボンド、ダニエル・クレイグ
「カポーティ」フィリップ・シーモアが、オスカー主演男優賞を取った
「ブロークバック・マウンテン」アン・リー監督、若くして亡くなったヒース・レジャー主演
好きなデヴィット・クローネンバーグ監督を外してしまったのは、あまりに暴力的なので
ちょっとへきへきしてしまったから、か。でも、それが信条のホラー出身なのだが・・・
その後、すぐ「イースタン・プロミス」を撮ったのでそちらを押します
選外の注目作品
【年間リスト】単純に観た順番の羅列です
- 東京ゾンビ
- ヒストリー・オブ・バイオレンス
- メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
- スピリッツ
- ブロークバック・マウンテン
- リバティーン
- プロデューサーズ
- ジャケット
- アンリ・カルティエ・ブレッソン「瞬間の記憶」
- ウルトラ・バイオレット
- レイヤー・ケイキ
- 花よりもなほ
- ローズ・イン・タイランド
- パイレーツ・オブ・カリビアン
- トランス・アメリカ
- 楽日(ツァイ・ミンリャン)
- LOFT(ロフト)
- 山椒大夫(溝口健二)
- 噂の女(溝口健二)
- 新・平家物語(溝口健二)
- 雨月物語(溝口健二)
- フラガール
- マーダー・ボール
- カポーティ
- 父親たちの星条旗
- ナチョ・リブレ
- 硫黄島からの手紙